走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

海外留学の勝組になるには その2

2019年12月11日 | 英語上達法

ツイッターを見ていたら、TikTokのビデオが出ていて、それについて。

ビデオにはアジア系の美しい麻酔科医がスクラブを着て踊っています。テロップには

小学生の時、英語が話せないと学年進学ができなかった。
教師は彼女の両親にこの子は学習障害があると説得した。
でも私は今は麻酔科医〜
私に火をつけてくれてありがとう〜
と踊っているわけです。

移民者の子供達に起こりやすい事です。もちろん起こるべきではないことで、学校側も家庭で使う言語の情報収集をしたり、必要であれば英語を学べる学級を作るなど、以前に比べて進んでいます。

何がここに書きたいか?と言うと、これは子供だけに限らず大人にも起こり得る事です。日本は静の中に美を見出す文化があったり、沈黙は金なりとか、能ある鷹は爪を隠すなどの格言もあります。

しかし北米では喋らないと「学がない人」にとられてしまいます。話さない= 考えがない=考える能力がない = 低学歴や学習障害 と取られます。パーティーでも職場でも面接時も喋る事が必須です。

いつ不意打ちにあっても自分の考えを的確に言葉にする事が出来る。北米で生き残る為に最も大切な事だと断言したいぐらいです。アクセントがうんぬんより重要です。いつかは海外で、、、と考えている人は本を読み、議論を交わし、その能力をしっかり磨いてくださいませ。



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