走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

ステレオタイプ

2018年06月28日 | 英語上達法
受付のお姉さんが忙しかったので急ぎの超音波の予約を患者のために自分で取ることにした。キャンセルが出ていたので予約は早く取れた。

患者の情報を聞かれ、一つずつ答える。

住所は?No fixed address (特定の住所がない= ホームレス)
と伝えると、急に声色が変わる。

あなたの患者、特にホームレスは予約に来なくて困っているのよね。本当に来るの?

と言われた。 こういう態度をstereotype と言います。似たような背景の人を10ぱ一絡げにして初めから決めつける態度。

この人は大丈夫です、と電話を切った。こういう事を避けるためにも本当に必要な人しか検査や専門医に送らない。送ると決めたらありとあらゆる手を使ってすっぽかさないようにセッティングをする。

だからね、よくすっぽかすには私の患者ではないんです。それをホームレスは全て私の患者と決めつけて、、、、先の言葉も合わせて医療者としてはして欲しくない態度ですわ。



一か月ぐらい前の写真。女友だちと2人で44個のなまがきを食べた。BC州の牡蠣は美味しいよー

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。