
2月16日に行われたJANAのシンポジウムの感想シリーズです。
その1 たかが言葉されど言葉
その2 患者が最も興味を持つのは
その3 興味のない人に理解してもらう難しさ
その4 スタンダードやレギュレーションの必要性
その5 サクセスストーリーを重ねていく
その6 学歴に見合った給与と雇用環境で本領発揮を
その7 大学教育の限界
その8 技術だけの教育
その9 医師の業務の多さ
その10 特定行為とAPN
その11 安全性
その12 複雑性が招く弊害
ある県の行政からの発表でした。病院が救急搬送を断り、患者がたらい回しにされる現象。これも日本の深刻な問題です。しかし今回は未来のAPN構想の集まり。そこで、どれだけ病院を良くしようとしている取組の講演は????の部分がありました。私の質問は
「日本では急性期病院を中心に医療が発展してきましたが、世界では病院以外にも投資、つまり予防的医療で、医療費を抑える方向へ移行していきました。先生の講演では認定や専門への助成金はあっても、病院以外の医療の形への投資はあまり聞くことができませんでした。APNや認定を多く輩出してもその力を発揮できる場所がなければ、医療の向上にはつながらないと思うのですが、どうお考えでしょうか?それとも今回発表がなかっただけで、取り組みはあるのでしょうか?」
もし、病院をより良くする構想の中でAPNの効果的な取組や方向性に向けての行政側の展望などが聞けたら納得がいくのですが、、、
ここにもまた、理解されていない職業の姿が浮かび上がってきます。
続く
ロッキーから流れるボウ川の支流。水がとても綺麗