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2月16日に行われたJANAのシンポジウムの感想シリーズです。
その1 たかが言葉されど言葉
その2 患者が最も興味を持つのは
その3 興味のない人に理解してもらう難しさ
その4 スタンダードやレギュレーションの必要性
その5 サクセスストーリーを重ねていく
13の質問意見をした私の補足説明です。今日はこれ
- フレームに沿ってCNSの教育が行われていることは素晴らしいのですが、日本のCNSの方々から聞くところによると、病棟看護師の一人として雇用されている方が多いと印象を持っています。それでは市原さんが話されたようなCNSの活動にはかなりの制限があるのではないでしょうか?看護大学院で学んだものを100%使えないのは、もったいないと思います。病棟専属ではなく横断的に働ける専門看護師の雇用体制を促していくような計画はあるのでしょうか?
海外では教育年数や仕事によって給与が変わるので、コストパフォーマンスを考えると、CNSに病棟の仕事をさせるのはありえない話です。しかし日本はまだまだ、一看護師として雇われ、看護師の仕事をしながら、傍でCNSとして働く形が多いようです。以下はNPバージョンのブログ
CNS協議会の代表理事として講演をされていた市原さん。ぜひ協議会の中で政策を練って欲しい。活動が制限されている中で本領発揮なんてできませんから。もちろん「自分の時間を削って」なんて、バーンアウトの種になるばかり。労働時間外の労働を自己研鑽も名の元に行わせているのは日本の悪い習慣です。
CNSが横断的に活動できることが当たり前になれば、CNSの数を増やす得策にもなると思いますよ〜
続く
冒頭写真:前半のスキー旅行を終えて、2ヶ所目のリゾートへきました。快晴!