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学会3日目。昨日、日本看護協会の1時間のプレゼンも拝聴しました。その中で感じたことをちょっと。
Lost in Translation
言語と言うものは言葉の背景や意味あい、文化や風習が入り組んで形成されるもので、同じ言葉でも異なる意味を持つことがあります。また同じ言葉でも状況で理解も異なります。lost in Translation という意味は通訳や二つの言語の間で本質が失われること。
このセッションの質疑応答でのやり取りはまさにそれだったな〜と思いました。日本で教育を受け、8年勤務してから渡加している私はその両側がわかるので(翻訳や通訳は下手ですよ)、思わず両側へ説明したくなりましたが、差し出がましいかも、と黙ってことの成り行きを眺めていました。
日本の方に警告したいのですが、横文字を安易に使わないこと。使っているときはその意味合いが正しく使われているか、よく理解してから使うこと、です。日本語で構築した文書や台本は必ずネイティブスピーカーにチェックをしてもらいましょう。
例えば プリマリーケア の意味を理解していますか?
Primary Prevention とは?
こちらは看護協会のプレゼンとは異なるものですが、最近私が気にしているのは、日本の看護師たちが使っている鑑別診断、臨床推論。それらは医師のものと比べてどう違うのか、何を目的として看護師として使っているのか他者に説明できますか?
気をつけましょうね。
冒頭写真: 今回の旅は相方も一緒に来ています。4年ぶりになる二人の飛行機旅です。夜は隠れバーでまったり。看板も地図にも出ていない。中からしか開けられないドアで呼び鈴を押してようやく中に入れる本当の隠れバーです。お酒の種類も多くてサービスも良いし、何てたって雰囲気が良い。素敵な夜でした。