昨日書いたパネルディスカッションの焦点。
なんともショッキングな焦点です。4人に1人の看護師が3年以内に辞めるか職場を変えるか考えているって、、、
看護師だけではないですよ。医師もバーンアウトしてるし。国をあげて医療者確保に出ているわけだけど、1人のパネリストが
世界中で同様のことが起こっているのだから、引っ張ってくるということは、他国の医療者不足に拍車をかける。つまり倫理的にもそぐわない、と言っていた。それに対して
せめてカナダへ戻ってきたいと思っている医療者が帰って来れるようにシステムを変えていくのは必要、と。
カナダの医学部は質を確保するために数を制限して、国外で教育を受けたものに対してハードルをいくつも準備していた。それにかかる時間とハードルの数を下げようというのが今の動向。
免許を管理するカレッジ、労働環境を保持する労働組合。様々な思惑が飛び交います。
雇用形態を根本的に変えなければ、今を変えれない、と斬新なアイデアも飛び交いました。こういう時だからこそ、しっかり自分の脚で立って、動向を見極めなければ。足元から掬われることは誰にでも起こりうると感じた朝でした。