家庭医から内服を勧められている相方。薬局から引き出していない。理由は副作用を見たら服用したくなくなった、と。
ああああああ、副作用のない薬なんて存在しないのよ。全員に出るとは限らないから、トライしなきゃわからないのよ、と言っても乗り気ではない。
作用機序について説明したら、その気になったよう。しかし次に出てきた言葉が、
「同じ作用をするナチュラルなハーブとかないの?薬より自然なものが良いでしょ?」
あああああ、これも良く患者から聞くフレーズ。
不純物が入っているものとそうでないものどっちが良い?と聞くと
「純粋なもの」
ならばナチュラルとかハーブとか言っていないで処方箋薬を飲みましょう。だって薬と言うものは作用がある部分を取り出して製剤したもの。少量で効果的に効くし、他の成分(見方によっては不純物)がないのだから。それにね医薬品は基準があってそれを通らないと販売してはならないけど、基準がなくても販売できるものの内容を信じられる?と話した。
「じゃあ考えてみる」だってさ。
ま、症状の程度にもよるしね。作用と副作用はいつも天秤よ。
冒頭写真: 旅行9日目のハイライト。冒頭写真は柱状の玄武岩の渓谷。上流にダムができて見つかった場所。本日の色は濁っていましたが冬は翡翠のような水。結構歩いたし登り降りもきつかった。
朝一はパフィンを求めて片道100kmのドライブ。この場所は崖にパフィンをのおうちがびっしり。洞穴に住む鳥なので魚を口に沢山加えて戻ってくるのを肉眼で確認しました。しかしカメラで捉えるのはダメでした。だってカモメがパフィンを襲うのでパフィンは時速90kmで穴へ直入します。カモメが狙っているのはパフィンの赤ちゃん。穴は深いので入ればパフィンの勝ち。カモメはパフィンほど早く飛べないし、急転換もできない。この攻防を見ているのが楽しかった。