走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

同じ土俵に立つ

2018年07月19日 | 仕事
シンポジウムでもブログでも言った事。日本と北米の医療文化の違いは

医療職が同じ土俵に立ち、お互いの職種を尊敬し協働して患者中心のケアをしている。日本のようにお医者様の言う事が絶対なんてありえない。

しかし、その背景も日本と異なる。それは医療職全てがプロである事。プロと言うのは以前に書いたように免許を持ち、登録し、登録団体の基準に沿って仕事をしている。皆プロ意識の高い人ばかりだ。

診療看護師やCNSだから同じ土俵に立てると言うのではない。正看護師だって、准看護師でもだ。患者の側に24時間いる看護師の情報はとても重要だ。因みにカナダでは准看護師が存在し准看護師も登録制でカレッジがある。

他のパネラーが言っていたように、日本の看護師さんほど働き者はいない。私もそう思う。今回の旅でつくづく思ったのは准看護師や看護師の質(レベル)の幅が広いのが日本の特徴。看護知識や医学知識に武てコミュニケーション技術が高い人もいれば免許さえ取ればと勉強しない人、新しいことが受けいられない人などなどだ。一つの理由は免許以外の基準がない事だと思う。

続く



自販機の側にガムかと思ったら雨蛙。自販機も日本独特の普及率。安全な国の証でもある。

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