昨晩はADHDの勉強会だった。
ADHDは日本語で注意欠陥、多動性障害と言う。
わたしの患者層には非常に多い診断名だ。
北米では疾病率が急上昇し、製薬会社、親、教師がこれを後押しした、個人の特徴を病気にしたなど論議も上がりましたが、今の仕事をしていて感じるのは、薬物依存、ホームレスや貧困の背景にADHDがあることを否定できないと感じるほど多いことだ。
集中することが難しく、落ち着きがない。授業 . . . 本文を読む
今の仕事をする時忍耐力は非常に大切だ。聴く耳を持つだけでなく、何を言おうとしているのか考えがまとまるようにガイドしたり。
しかし、今日はもうダメ!と思った。
カイルはメンタルヘルスの既往もなければ薬物依存もない。高校も卒業している。しかしホームレス歴9年。仕事も賃貸も上手くいかない。あちこちで問題を起こす。強制退去や拘束なんてあちこちで起こした。暴力を振るわけではない。勘違いされやすく、言葉で . . . 本文を読む
私の仕事は限定した患者層にプライマリーケアを提供すること。プライマリーケアについて書いたブログはこちら。
限定した患者層は、メンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層。なぜかと言うと医療離れしてしまう人が多く、そのため疾病の進行が平均人口より早く、疾病比率も高く、病院の滞在日数も多い、そう言う一般的に難しいと言われる患者層をターゲットにプライマリーケアを提供する。医療離れしてしまう原因は予約が . . . 本文を読む
音楽紹介9回目。
Avril Ramona Lavigne
カナダを代表するシンガーソングライター。彼女の紹介をし忘れるわけにはいきません。
1984年生まれ。オンタリオ州のすごい田舎で育ったのに、15歳ですでにシュナイヤ トゥインのコンサートの舞台に立ち、16歳にして2枚のアルバムの契約を結び、契約金は$2ミリオンだった。ヒット曲、ヒットアルバムをどんどん生み出した。
ヒット曲はアメ . . . 本文を読む
マーティンは強度の不安症がある。夏に出会い定期的に診察に来ていた。数ある病状を改善するために一つずつ計画実行していっていたが突然消えてしまった彼。不安症のお陰で電話もない彼を見つけることはできなかった。
冬になり突然現れたマーティン。退院したばかりだと。足に塞栓が飛び、手術に成功したので、下肢切断にはならなかった。しかしそれ以来切断の夢ばかり見て眠れない、と彼の不安症状は以前より悪化している。そ . . . 本文を読む