今回の日本旅で聞いたこと、「診療看護師として働けないので、その代わりに仕方ないから、、、をしています」。
これもよく聞きます。BC州でもありました。以前書いたように私が卒業した頃は職を選ぶ事ができましたが、以前は職がない時代でした。職に就けなかったナースプラクティショナー(NP)は何をしたと思いますか?
クリニカル ナース スペシャリスト(CNS)の職について、CNSの職をNPの . . . 本文を読む
昨日安楽死について書かれているこちらの記事についてのコメントをツイッターの方に出したので、ツイッターをしない私のブログ読者のためにこちらにもあげます。
カナダで緩和ケアの認定看護師として緩和ケアの発展に携わった後にナースプラクティショナー(NP)となり、Medical Assistance in Dying (MAiD) -日本で言う安楽死の法制化を間近で観てきた者として書かれている論点に同意を . . . 本文を読む
シンポジウムの午後のセッションの中でも言いましたが、医師が嫌う分野はAPN、特に診療看護師にとって穴場となります。その理由は以前書きました。
精神科系疾患、薬物依存、高齢者ケアが代表的です。カナダでは病院に入院している患者の診察は高額な収入をもたらしますが、在宅訪問や長期療養型施設などは支払額が病院と比べ低い上に交通費も出ない、と嫌がる家庭医は多くいます。なので寝たきりで家から診察に来るのが困難 . . . 本文を読む
日曜日に帰国して月曜から出勤。嵐のような忙しさの中で仕事をしています。時差ボケも酷く、こんな事からも歳を感じます。
麻薬の依存医療は患者と処方者を守るために厳しい決まりごとが多くあります。 その為そこから外れると処方が止まるようになっています。一度止まるとふりだしに戻ってやり直し。それに嫌気がさして治療をやめてしまう人は多くいます。
何度もふりだしに戻っている彼。診察に来るたびに申し訳ないと謝 . . . 本文を読む
帰りの飛行機で見た映画
Boy Erased
宗教による強制的な性嗜好治療の映画です。
人間は宗教の違いが理由で戦争を起こす生き物ですから、宗教という名のもとに許されない性的嗜好を治療したいと思う発想が出てくるのは当然かもしれません。
生まれ持った皮膚の色やDNAを変えられないように、思考/嗜好も個人のものであり、それを強制的に変えることは基本的人権の侵害です。性的嗜好の . . . 本文を読む