霜月になりました。
航海の日誌はまだ続きます。
一番先頭の写真の中年の男の人は結構長い間、前を見て立っていました。
艦内の見学の人達の様子はさまざまです。
艦の後部に集まった人達の様相を写したいと思いましたが、余りに人が混みあって
顔がモロニ写ります。プライバシーが念頭に浮かびシャッターを押せません。
これくらいは勘弁してもらえる?
そして艦の最後尾では風と波に耐えて立つ人の頭ばかりです。
艦隊は進みます。
休憩室がありました。入って見るとテーブルと椅子が12脚くらい、円形のソフア
がありましたが、満室です。
ここでもプライバシー、写真は写しません。
給付された毛布を敷いて床に座って休みました。
少し休んで、また甲板へ登ると並行して走る艦が見えます。
空が少し明るくなった、天候の変化を期待しましたが駄目でした。
潜水艦も見えました。
並走する最後に、連携することのある、巡視船も走ってきました。
やがて観閲式始がまるようですが、一向に周りの様子は分かりません。
私も甲板に座り込んで風寒さに耐えているばかりです。
立ち上がって歩く時は、何か摑まり体を支えなければ移動できません。
尿意を覚え、艦のトイレに行きました。
これも一仕事、寒いので毛布を抱えて行きました。
毛布の置き場がありません。
パイプの間に押し込んで、合羽のズボン降ろしやっと排尿が終わります。
艦上に出ると、風はまた強くなったように感じました。