sdaruの日記

日々の色色な身の回り事を書いて行きます。

帰港

2009年11月03日 | 日記

今日は文化の日、各地で色々な表彰があるようです。
艦はいよいよ帰港の航路になったようです。
しかし、風に変わりはありません。
視界が悪いのではっきりしませんが、隊列の間隔が違ってきました。
各艦、所属の母港へ向かっているのでしょう。

それでも風は強いので、艦橋に毛布を敷き蹲って過ごします。
艦は出る時と逆に進んでいるようですが?やはり良く分かりません。
やがて波も風も静かになりました。
気が付くと先に帰港した艦の後尾が見えます。

艦はゆっくりと動いています。エンジンの音も静かです。
先着の艦尾が良く見えます。

湾内は静か、どのように接岸しているのか?
岸壁に人が見えます。

静かに着岸しましたが、なかなか下船できません。
並んだ艦と私の乗った艦の上で乗員が忙しく動いています。
先ず先着の艦の見学者が下船します。
やっと私たちの艦の見学者の下船が始まりました。
あたりは夕闇が漂い始めます。
弟は最後の方に降りてきました。
これから少し忙しなくなります。
着ていた合羽を脱ぎ、トイレへ駆け込みます。
売店があると言うので駆け込みます。
話に聞いた、海軍カレーを買うと、ゲート閉鎖に間に合うように急ぎます。
居並ぶ自衛官が、ご苦労様ですと口々に言います。
後ろを振り返ると見学者は誰も見えません。
私達が最後のようでした。
ゲエートを出て、そこでさあどうするになりました。
私の体を心配する弟はもう一泊と言いますが、私は帰路を急ぎました。
タクシーで横須賀の駅へ向かいます。
電車に乗り、横浜へ。
以後の電車の連絡誠に順調です。
駅で待つ時間も殆ど無く、初め考えた時間より1時間早く帰宅できました。
家に着くと、女房が色々と聞きます。
出発から帰宅までを順を追って話、11時過ぎ就寝。
これで私の航海は終わりました。
翌日、弟達が私の体調を気遣ってくれましたが、全く変わりはないと話しました。