ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

一番辛いのは父の面会。

2016-05-09 08:07:19 | 日常
曇り。夜から雨が降り出す。










メルヘンチックなキジバト。



午前中は予約していた歯科、内科を受診。
その後、せっかく出来た近所のペレット屋は4月から10月までは閉まるそうだ、
遠くの市まで猫のペレットを買い付けに行く、
きーじのトイレを、システムトイレでなく単なるプラ船にしたのでペレットの消費が激しい。
行く郊外には小麦畑が2か所。
庭に生えている六条麦も素敵だが、麦畑全般が好き。






そして、もうひと踏ん張り、疲れるが市内の父親の有料ホーム訪問。
裁判所に提出の書類もたまりにたまり、アルツハイマーの父に会う、
これが自分には哀しく、大変辛い苦行なのだが、
昨日の気分転換の旅行もあり、なんとかやりおおせた。

抜き打ちで行っても、父は清潔で身なりもちゃんとしているのが本当に有り難い。
他の入居者さんも(かなり病気が進行していても)比較的そう。
寝巻のまま寝かされている人、汚れた衣類のままの入居者さんなどがまずいない。
父の個室で夏物と冬物の洋服を分けていると、職員さんがコーヒーを運んできてくれた。
特養と違い、あわただしい怒鳴り声も、職員の走る音も聞こえない、ここが有料の最大の利点だろう。
また、いつの時間に訪問しても良い、常識的なものなら何を持ち込んでも、基本良い。
(入院中の義母もどうにかしてやりたいが、蓋を開けると空っぽだった上、家も土地も兄嫁が自動的に相続なのでどうしてやりようにもない。)
問題の自分の父は発症してだいぶ経つのに、未だに寝たきりにもならず、全ての身体能力が自立に近い。
過去の記憶だけがすっぽりと抜け落ちており、
死んだ母の事も、徐々に私の事も忘れてきており、私の事をここの職員さんと思うようだ。
だから正常な時からの、他人にはニコニコと良い顔をしていた、その上っ面だけになり、
正常な時から身内には厳しく、ことごとくお前はダメだと馬鹿にする攻撃、その攻撃が無くなってホッとしてはいる。
でも、持ち込んだ机の上のチラシの裏には、私の名前を漢字を練習するように、沢山書き散らしてあった…。
馬鹿にしていても私が最後の頼みの綱なのは本人もわかっているのだ。
とにかく今日一日はクタクタになる。

暖かい日だったが、帰ったら冬のようにくっついていた。


犬と違い、猫は孤独、単独行動が好きだといわれていても、かなり、甘えん坊で寂しがりやだと思う。
コメント
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