アメリカ人として生まれ育ったのちに
自ら日本国籍を取得して
日本文学研究に情熱を注いでいた ドナルド・キーンさんが亡くなられたと報じられているね
軽井沢の千ヶ滝に別荘があって 町内のスーパーマーケットなどに買い物に立ち寄ることもあり
町内でも その姿を見かけたり 何気ない話をしたことのある人はたくさんいたと思う
個人情報に関する法律が出来たり
軽井沢の別荘も世の中の流れに沿って
その塀や囲いが堅固になって どこの誰が お隣の住人なのかもわかりにくい世相だけれど
昭和の後半くらいまでは 伝統的な軽井沢の別荘地の中に見られるように 浅間石と呼ばれる
軽石の石垣で敷地を囲んだり 丸太ん棒と鉄線をめぐらした境界をしたりした中に
夏を過ごす別荘を建てて 避暑をしていたので
住人の姿を目にしたり、あいさつを交わしたり
NETなんて想像もつかない時代だったから 地元の人と思えば 買い物や暮らしの情報をたずねたり
今で言う 産直の農産物などを入手したりとコミニュケーションもとって 関わりが自然に広がっても行った
時々 別荘の小道で立ち話をしたオジサンが 実は政財界の重鎮のひとりだったなんて話は珍しくも無い
そうしたエピソードなどから 地元住人の中には 著名、有名人と浅くない交流が続いていて
思い出話や 記念の逸品を持つ人も少なくない
豪奢で堅固な別荘に セキュリティ会社のステッカーを掲示した 表札も出さない別荘が多くなり
かつての軽井沢の別荘のシンボルのひとつでもあった
「 別荘番号(ハウスナンバー)」とオーナーの名字を記した 木製の白い立札のある別荘も少なくなった
今回の ドナルド・キーンさんの訃報を報道などで知って 時々見かけた程度の人の中には
「 ああ、そういう人だったんだ・・ 」 と 確認した人もいたことだろう
日本文学研究の領域に多大な尽力と成果を遺し 何より日本をこよなく愛してくれた方でした
ご冥福をお祈りします
異人さんに・・・・・
外人や異人からみると、特に西欧人にとっては日本は異質なんだろうな
日本人も日本の良さを外人から指摘されて気がつくこともあるんだな
昔は国粋主義があったが、左翼も居なくなったが、右翼も居なくなったな
ドナルド・キ-ンのことは良く知らないが、文化勲章、菊の勲章を受けたか
外人とは日本に興味を持つと、日本人よりも認識が深い人もいるんだな
昔、ラヂオが華やかだった頃、ロイ・ジェ-ムスがいた
日本語は堪能であったし、日本の事を良く知っていたな
なまじの日本人よりもはるかに日本人らしかったな