軽井沢を舞台に展開した今週 NHKの地域探訪番組
中軽井沢駅南口周辺を ブラブラするオープニング間際で
「 この辺は ただの田舎みたい 軽井沢って感じじゃないね・・ 」とか コメントしていたね
「 軽井沢らしい 」って なんなんだろうね・・
反対に 伝統ある別荘地で 自転車で通りかかる女性に連れられて訪れた
見るからにそれらしい別荘では 敷地内のドッグランにばかり何度も感心していて
80年超は経過しているという別荘について
特に解説もオーナーの人となりも話題にならなかった
「 軽井沢らしい 」って なにを言うんだろうね
オフ・シーズンらしい日の午前中に 中軽井沢の 人気焼肉店でお肉を食べていて様だった
番組最後の後日談で、番組にも登場したここのきれいなお嬢さんが
今年5月にここでも カーリング女子ジュニア世界選手権で初優勝した時にお話した
地元軽井沢のSC軽井沢クラブのレギュラーメンバーで メダリストのひとりだったと紹介
地元でも 初めてまじまじ その素顔を見た人も少なくなかっただろう
これは それを聞いて思い出した話なんだけれど、このメダリストさんの大叔母さんは
上皇后様が半世紀近い昔に 軽井沢で初めてスケート滑走にトライした時
現役高校生フィギュアスケーターで お手を取ってご指導した女生徒だったそうだよ
脈々と受け継がれているものがあるのかも知れないね
軽井沢は その当時スピードスケート、アイスホッケー、フィギュアスケートと
今以上に スケート競技が盛んで 小中学校の冬の授業でも実践対象だったそうなんだ
「 この辺は ただの田舎みたい 軽井沢って感じじゃないね・・ 」って
コメントしてた場所のすぐ近くに 「 パレス・スケートリンク 」って
屋外スケート場も有ったそうだ
その昔は それこそ すごく「 軽井沢らしい 」場所だったってことだね
旧軽井沢銀座通りを上って行って 「 つるや旅館 」のエントランスが見える辺りの道向かい
それこそ 万人が 「 軽井沢って感じ 」を認めそうなあたり
真夏にはのんびり散策どころか
上り下りの人同士がすれ違うのもやっとくらいの大賑わいだった頃
この道向かいには 古めかしい木造の棟割長屋風の 当時の言い方で「 近藤長屋 」
と呼ばれる 6軒の連なる建物で、東京銀座の老舗などの夏の出張店が営業していたそうで
その後 「 クリーク・ガーデン 」とかいう ステキな結婚式場に建て替えられた
新型コロナの影響も有って ここしばらく、結婚式の華やかな雰囲気が感じられなかったけれど
なんだか巷の噂では 今度はまた 別の大きな建物の建設計画が進んでいるんだって
ここを 碓氷峠の方にさらに進んだ辺りは 通り沿いも敷地の広い別荘や保養所で閑静
そして ショー記念礼拝堂や芭蕉の句碑なんかが点在して
やがて 二手橋に辿り着く静かな雰囲気だった気がするけれど 今はいろいろな建物が並び
振り返ると 一瞬 今、どこにいるのか考えるくらいだよ・・
みなさんが思い浮かべる 「 軽井沢らしさ 」・・って なんですか