平成12年(2000年)に始まった介護保険制度も12年が経過し、来年から第5期に入ります。 各自治体では第5期介護保険事業計画の策定が行われ、大和市ではその骨子案の「地域説明会」が11月5日から19日まで催されています。 その他パブリック・コメントもおこなわれています。
今日は地元の「下草柳コミセン」での説明会に行き、参加者は全部で11人。 自治会長さんが二人、民生委員さんが5人かな、その他女性が1人、男性1人、議員が私と鳥渕さん。 こんなもんでしょうか。
スライドを使った説明は、それはそれでよいのですが、さて、見終わって「ご意見、質問はありませんか?」と言われても、中々でてきません。 「民間企業で働いていたが、目標に対してどうなのかなどの観点がほしい」「ボランティア、地域福祉」などのことならもっと「社協」との連携を図ったらどうか、」などの意見がだされました。
今までも新しい介護保険事業計画の策定の審議会傍聴などをしてきましたが、地域説明会への参加ははじめてでした。
立て板に水の如くたくさんのことを説明されても、中々理解し難いし、その問題点を掴むのはかなりハードルは高いです。
「第5期の介護保険料は大よそいくらになるのか」 と私が質問しました。 答えは現在の基準保険料3740円が5200円/月、えっ1460円、39%アップも、と俄然会場は「緊迫」しました。(来年の3月議会での議決が必要)
その他特養入所待機者は800人、ちなみに市内の施設のベット数は639、更に増設する計画です。
介護保険は国の制度で、今回はどんな改定(改悪)があるのかとも聞きましたが、まだ国からの説明がないとのこと、・・・・・そういうことも説明しないと介護保険の実態が伝わらないのではないでしょうか。
市民が自前でお年寄りなど関係者の実態調査や市の職員を講師に呼んで「学習会」を開き、介護保険を自分のてのひらにのせて「この町の介護保険」をつくることが必要ではないでしょうか。