涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

京都国立博物館に梅が咲いています

2018-02-22 20:00:00 | 美術館・博物館

京阪三条駅から京阪七条まで。

たまたまやってきたのは淀屋橋行きの特急だったので、祇園四条駅の次が七条駅です。

特急車両ではなかったのですが、椅子がふわふわで気持ちいい。

 

七条駅から地上へ上り、東へ向かって歩いてゆくと京都国立博物館です。

入り口から入ると、右手に古都館。

ちょっと敷地内を散歩。
菰巻きをされた松の向こうに梅が咲いているようです。

東大寺大仏殿前の八角燈籠のレプリカの周りに梅が咲いていていい香り。

 

梅越しに旧入り口。(現在は出口)

旧入り口。

 

梅越しに明治古都館。

梅越しに平成知新館。

噴水越しにロダンの考える人像と明治古都館。

現在開催されているのは、特別企画「豪商の蔵ー美しい暮らしの遺産ー」展。

 

廣海家は、先週の港町、貝塚で栄えた消化です。米穀の廻船問屋として天保6年(1835)に開業し、肥料商、株式投資、銀行経営などで資本を蓄え、これを活かして地域の産業の発展を支えました。
廣海家の広大な敷地には、間口約34mの巨大な町屋、茶室、そして4棟の土蔵がならびます。この蔵に眠っていた大量の書画、茶器、調度などが、当館へ寄贈されました。
当館による調査はあしかけ6年におよび、寄贈作品は1000件を超えました。このまれにみる大型寄贈を顕彰し、選りすぐりの優品をお披露目します。
展示作品の一部をご紹介しますと、明月記断簡、豊臣秀吉の消息、室町時代から江戸時代の扇面を貼り交ぜにした六曲一双屏風、廻船問屋が所蔵することの多い南蛮屏風、すでに名品ギャラリーに並んだこともある伊藤若冲の筍図や大岡春ト筆の四季草花図屏風、司馬江漢筆の富岡遠謀之図、明清の染付や色絵による膨大な数の磁器8宴会用に数十人前で揃っています。)、「光琳百図」の文様を下絵にした漆塗りに金蒔絵の数十人前の膳椀具、柴田是真の銘々盆や中山胡民の菓子盆、御所人形、婚礼調度や婚礼衣装、そして四季の茶道具などです。
現在ならば美術品として特別扱いされる品々も、廣海家の蔵では、家財道具として保管されてきました。どの品も商家の暮らしを営むなかでおのずと蓄えられたどうぐばかりです。世の中の多くの美術品は、それを作った人、商った人、使った人の「暮らし」から切り離されて伝わりますが、廣海家コレクションはそうした暮らしの物語を纏ったまま、しかもひとまとまりで寄贈されました。関西の消化で幕末から戦前にかけて営まれた美しく豊かな暮らしが、そこに垣間見えます。ほとんどの品が初国階です。どうぞお楽しみに!

(ちらしより)

これは、質・量ともに素晴らしいものでした。

そしてもう一つの特集展示は「雛まつりと人形」です。



このほか常設展示も少しずつ展示品が帰られていて見応えたっぷり。
2時間たっぷりと鑑賞していました。

次回の特別展は「池大雅」展、「京のかたな」展。

 

帰るころにはすっかり夕暮れ。
ホワイトバランス崩れまくっています。

さて、この後市内巡回バスに乗って京都駅まで。

本当はこれも観るつもりだったのですが、国立博物館があまりによかったのでもうその気力が残っていません。

近鉄へ向かう途中西の空。

あれ、近鉄電車が見えている。

奈良行きが無かったので、天理行き急行で大和西大寺駅まで。

ここで乗り換えですが、14分待ち。

待っている間にやってきた阪神電車の車両。
前方と後方で、車両が違うんでしょうね、オレンジ色の帯の位置が違いますね。

そして特急の奥に伊勢志摩ライナー。

歩きに歩いた18000歩。


京都文化博物館で「ターナー 風景の詩」展

2018-02-22 14:00:00 | 美術館・博物館

今出川駅から丸太町駅の次が烏丸御池駅です。

駅の階段を上がり、

御池通を東に歩いてゆくと「在原業平邸址」の碑。

在原業平といえばあの「伊勢物語」。
奈良市のうちの近所には在原寺と言われる「不退寺」があるのですが、
そこに業平の歌碑があります。
おほかたは 月をもめでじ これぞこの 積もれば人の 老いとなるもの」

今外装工事中のホテルギンモンドを過ぎたら南へ歩いてゆくと「京都文化博物館」です。

今開催されているのは「ターナー 風景の詩」展ですね。

以前週刊誌でも紹介されていましたね。

北九州美術館での展示を終え、今日と文化博物館に巡回してきました。
この後東京新宿の東郷清治記念損保ジャパン日本興亜美術館、
郡山市立美術館と巡回してゆきます。

 

会場に上がるエレベーターの前には顔だし。

悪くはなかったのですが、よく似た絵画・版画だったのでちょっと退屈。

会場を出て次の目的地京都国立博物館へ向かいます。

三条通を東に歩いてゆきます。

アーケードを歩いていると美味しそうな鯛焼屋さん。
でも腹はすいていなかったので買いませんでしたが。

「担々」流行?

自分が学生時代にもあった明治屋が今も健在です。

高瀬川を渡って、

さらに進むと如意が岳が見えてきました。

この店も学生時代からあるな~。

前回来た時にも紹介した弥次喜多像。

鴨川にかかる三条大橋の擬宝珠の刀傷は池田谷事件の時に付いたものだそうです。

三条大橋から比叡山。

ひょっとして南座が見えるかと思って南側を見ると、南座ではなく、北座でした。

京阪三条駅は自分が大学時代は地上駅でした。今は地下。


朝から京都の承天閣美術館へ「相国寺 金閣 銀閣の名品より 『山水 』-隠谷の声 遊山の詩」展

2018-02-22 12:00:00 | 美術館・博物館

 近鉄電車で「竹田」まで、そこから京都市営地下鉄に乗り換えて「今出川」まで。

直通の「国際会館行き」に乗れればいいのですが、一時間に一本。
「京都行き」なら「竹田」で乗り換え。それも一時間に一本。

ってことで今朝は「大和西大寺」まで出て、そこから京都行きに。
大和西大寺駅なら橿原神宮前駅か天理駅からの京都行きも停車するので一時間に四本。
(特急列車は特急料金が必要なので使いません)

大和西大寺駅に付いた時には京都行きの列車の着くホームにはすでに乗車を待つ列。

実はこの京都行きは右側左側両方のドアが開きます。

乗り換えに便利なホームの方が5秒ほど早く開くのですが、当然大阪や神戸への乗り換えにはそちらから乗客が降りるので、
ひょっとして。と逆のホームへ移動。

案の定乗客が降りている間にこちらのドアが開いて座ることができました。

結局大和西大寺駅ではすでに満員状態。
途中の駅ではほとんど降りず、乗ってくるばかり。
助かりました。

車窓から旧イトーヨーカドー。

一応、4/24に「奈良平城プラザ」として開業するようです。

スーパーとしては「KOHYO」が入るとか。
JR奈良駅の1階にあったイオンが「KOHYO」になっていますね。

さらに今すぐそばにある「ROUND ONE」が閉店し、ここに移転してくるとか。

まあ、フードコート、スーパーが入ればそれで充分ですけどね。
ユニクロが入ってくれれば嬉しいですが。

平城宮跡。
いろいろな建造物ができてきていますね。

大和西大寺到着直前。

右側に橿原線、左側は西大寺車庫です。

竹田駅に到着し、京都市営地下鉄に乗り換え。
地上では何やら点検中。ご苦労様です。

今出川駅で降りる予定だったのに、ウトウトしてしまって、気づけば一駅乗り越してしまって「鞍馬口駅」まで。

う~ん、一駅くらい歩けるかなぁ、と思って地図を見ると、
承天閣美術館までなら歩けそう。(↓が美術館です)

烏丸通りを南にいってもいいのでしょうが、裏道を行ってみます。

途中に御霊神社。
うちの実家近くにもありますよ。

そのわきに、

ちょっと境内に行ってみます。

狛犬と獅子。

 

そしてその後ろの格子の内側に、

 

手水舎。

幣殿。

 

幣殿の前、後ろに生け花。

境内の松尾芭蕉の句碑。

半日は 神を友にや 年忘レ 芭蕉 八重桜集

応仁の乱の碑。

揮毫は元総理大臣細川護熙さんです。

ようやく相国寺に近づいてきました。

途中にある豊光寺が特別拝観中。

拝観はしなかったものの、門の向こうの庭はきれいですね。

 

参道の両脇に咲く黄色の梅。すごく芳しい香りが漂っています。

そして、何?

美術館が見えてきました。

美術館へ向かう道に梅の蕾が膨らんできています。

山茶花も咲いています。

美術館が見えてきました。

玄関わきに咲き終わったツワブキに綿毛。

 

 

流石ここもいい作品を多く所蔵していますね。
歴史を考えると当たり前ですが。

なのにほとんど人がいません。

展示室は二か所に分かれていますがその二つをつなぐ通路から、如意が岳(大文字山)。

そして若冲のお土産が壁にずらっと貼られています。

すばらしい絵画に工芸品を堪能し、次の目的地「京都文化博物館」へ行こうと思います。

相国寺境内にこんな看板。

法堂はこれですね。

今度は今出川駅を目指します。

途中にある瑞春院。雁の寺として有名ですが、いつその雁の襖絵を公開しているのでしょうかね。

ちょっと腹が減ったな~。

と思って、目の前にはいってきた店で担々うどんと親子丼。

今出川駅です。