Felix Mendelssohn Bartholdy: Symphonie Nr. 5 D-Dur -
”Reformationssymphonie" (Colin Davis)
コリン・デイヴィス/バイエルン放響
メンデルスゾーンの長調の作品はなぜか育ちの良い明るい感じを
受けたりする。この作品は短調に始まり、ドレスデンアーメンの
長調で盛り上げて終わる。
「宗教改革」は今年で502年目。メンデルスゾーンの思いとは
裏腹に、初演は随分後になった。
たしか、4番の「イタリア」と、カップリングになった誰かの
CDアルバムを聴いたのが初めだった。宗教曲がベースなのかもしれないが、
メンデルスゾーン自身の上品さというか、何か高貴なものを
感じたりする。シューマンでもブラームスでもない、
メンデルスゾ-ンの良さみたいなものがある。
タイトル付きの曲の中では、それほど人気がある曲ではないと思うが、
個人的にはまった時期があった。やはりドレスデンアーメンの扱いと、
終楽章。くりかえし聴いてた時期があった。
久しぶりに、バイエルン放送協会のネットラジオで流れたのを聴いた。
ヘルクレスザールLIVE録音での、バイエルン放送響
コリン・デイヴィスの指揮だった。彼はもうここにもいないが。
LIVEでのホールの質感と、楽器の鳴りが調和した録音のように思えた。
弦がつややかで、金管が少し吠えたくらいでも、ホールの音響が吸い取って
しまうような柔らかい角の取れた録音に思えた。
オケを煽り立てない演奏なので、もう少し元気というか、
ハリがあっても良さげなのではと思われるかもしれないが、
個人的には、この狙いはありなのではないかと思った。
メジャー・レーベルでなく輸入盤なので、ある時買い
なのだろうけれど、ファンは持っているかもしれない。
”Reformationssymphonie" (Colin Davis)
コリン・デイヴィス/バイエルン放響
メンデルスゾーンの長調の作品はなぜか育ちの良い明るい感じを
受けたりする。この作品は短調に始まり、ドレスデンアーメンの
長調で盛り上げて終わる。
「宗教改革」は今年で502年目。メンデルスゾーンの思いとは
裏腹に、初演は随分後になった。
たしか、4番の「イタリア」と、カップリングになった誰かの
CDアルバムを聴いたのが初めだった。宗教曲がベースなのかもしれないが、
メンデルスゾーン自身の上品さというか、何か高貴なものを
感じたりする。シューマンでもブラームスでもない、
メンデルスゾ-ンの良さみたいなものがある。
タイトル付きの曲の中では、それほど人気がある曲ではないと思うが、
個人的にはまった時期があった。やはりドレスデンアーメンの扱いと、
終楽章。くりかえし聴いてた時期があった。
久しぶりに、バイエルン放送協会のネットラジオで流れたのを聴いた。
ヘルクレスザールLIVE録音での、バイエルン放送響
コリン・デイヴィスの指揮だった。彼はもうここにもいないが。
LIVEでのホールの質感と、楽器の鳴りが調和した録音のように思えた。
弦がつややかで、金管が少し吠えたくらいでも、ホールの音響が吸い取って
しまうような柔らかい角の取れた録音に思えた。
オケを煽り立てない演奏なので、もう少し元気というか、
ハリがあっても良さげなのではと思われるかもしれないが、
個人的には、この狙いはありなのではないかと思った。
メジャー・レーベルでなく輸入盤なので、ある時買い
なのだろうけれど、ファンは持っているかもしれない。