MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

和田 直(すなお)氏 G逝去 

2021-05-18 21:22:35 | 音楽夜話(ジャズ)


和田 直(すなお)氏 G逝去 




4月30日訃報が流れた。87歳。
名古屋にジャズの文化を根つかせた方だった。


アルバムは、スリー・ブラインド・マイスのレーベルで
出されている。今はYoutubeでも聴ける。


当時、なかなかレコードでも聴くことができずにいた。
どんなギターを弾く人だか、わからなかった。ジャズギターの領域の
人だとは思うが、ブルースギター云々とあったり??。


ジャズ喫茶でよくかかっていたというが、その機会を逃してもいた。
なかなか出会えない人というのは、結構人生でいるものだ。


中牟礼さんのギターも数年前に初めてLIVEで接した。
和田さんは名古屋にスイング(旧ココ)というお店を出されていて、
そこではLIVEもされていたようだ。関東には来られていなかった。


スリー・ブラインド・マイス・レーベルもCD化されていたと思うが
購入までには至らなかったから、聴く機会を失った。
パソコンでYOUTUBEにUPされていて運よくそのアルバムを聴くこと
ができた。ラッキーだったと思う。


NHK-FM JAZZ TONIGHTの番組では、アルバム「ココズブルース」より、
オリジナルの「ギター・タイム」が選曲された。
スインギーな曲だった。もう一度聴いて合掌したい。


18分38秒あたりからカウントでスタートします。
Sunao Wada Quartet / Sextet - Coco's Blues
(1973 Full Vinyl Album) Japanese Jazz Three Blind Mice


Guitar Time 18分38秒~
https://www.youtube.com/watch?v=_Grl6xMdp4Y


クァルテット・エクセルシオ演奏会 NHK-FM

2021-05-18 18:26:47 | 音楽夜話(クラシック)
クァルテット・エクセルシオ演奏会


「弦楽四重奏曲 作品59「ラズモフスキー」第1番 ヘ長調」
ベートーベン:作曲
(弦楽四重奏)クァルテット・エクセルシオ、
(第1バイオリン)西野ゆか、(第2バイオリン)北見春菜、
(ビオラ)吉田有紀子、(チェロ)大友肇
(43分07秒)




「弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 作品130」
ベートーベン:作曲
(弦楽四重奏)クァルテット・エクセルシオ
(45分32秒)
~以上、2021年1月15日 めぐろパーシモンホール~(無観客演奏)
NHK-FM ベストオブクラシックより。



室内楽の至福。このジャンル好きな方は、ある意味幸せだろうな。
少数の楽器で、大曲を奏でられて、それを聴きながら浸れる。


多くの作曲家が室内楽曲を作り後世に残した。
ベートーヴェンも例外ではないけれど、40分以上集中するのは、
曲に慣れてないときついこともあるけれど、なかなかいい感じの
曲であったりすると聴いてみたくなるから面白いもの。


今日のラズモフスキーはタイトルのある曲だけに、
1度は耳にしたことがあった。
室内楽は積極的に聴かないので、その時だけになってしまう。
バランスよく弦が鳴っている。きつい音ではない。
ベートーヴェンの中期の弦楽四重奏曲。
言いたいことはたくさんあるベートーヴェン。詰まってるよなぁ。
でもこの団体の演奏はしつこくない。風が吹き抜けるような
ところがある。なかなか聞かせ上手なところのある
団体なのではないか。


13番は、後期の1曲としては入りやすかった。
ベートーヴェン特有の紋々があまり唐突に
迫ってこないこともあった。
4本の弦楽器がバランスよく解釈をそろえて出てくる。
作品を練り上げてくる仕事はやはりプロのそれなのだろう。
旋律線をなぞるだけでなく、伴奏や対旋律を・・・、
まだそこまでいかない。
今日は聴くだけで精一杯。

この団体のベートーヴェンの弦楽四重奏曲のアルバムが録音され続けている。
常設の団体であることからメーカーも力を入れているのかもしれない。
ラズモフスキーの3曲はアルバムになっている。
後半の13番はまだ。いずれ、習熟した暁にはアルバムとなって
お目見えするかも知れない。

クアルテットエクセルシオ HP
http://www.quartet-excelsior.jp/


5月18日生まれのジャズマン カイ・ウインディング

2021-05-18 17:49:21 | 音楽夜話(ジャズ)
5月18日生まれのジャズマン カイ・ウインディング




Kai Winding (Trombone) 1922–1983. 5月18日 生誕99周年


トロンボーンのソリストはそれほど多くない感じもするけれど、
表にいるのは、JJとかフラーとかが第一でその次がカイとかが
来るのでしょうか。


ワンホーンカルテットよりトロンボーンは重ねて、ハモリを出した方が、
幅も出るし面白そうだと考え、トロンボーンDUOを推し進めたのは正解。
その点、JJとカイは適役だったのかもしれない。


ビック・バンドでは味わえないハーモニーの一端を楽しむことができたり、
サックスとはまた違うバトルが聞かれたり、スライド移動の楽しみもある。
楽器によって楽しみ方はありますね。


J.J. Johnson & Kai Winding - An Afternoon At Birdland ( Full Album )
https://www.youtube.com/watch?v=BExiQ2x4HBo


レッド・ガーランド 5月13日 1923-1984 生誕98周年。 

2021-05-18 16:33:23 | 音楽夜話(ジャズ)
 レッド・ガーランド 5月13日 1923-1984 生誕98周年。 

Sonny Rollins
@sonnyrollins
Happy Birthday to pianist Red Garland!
Here he is with Sonny Rollins, Paul Chambers,
and "Philly" Joe Jones, on Rodgers & Hart's
"The Most Beautiful Girl in the World"
from the 1956 Prestige LP Tenor Madness:


ロリンズ氏がツイッターで、リズム隊のガーランドの
誕生日を祝っています。この「テナー・マッドネス」で
アルバム1枚ピアノを弾いてるのがガーランドで、
マイルスのリズム隊をコルトレーンとロリンズで使っているという
贅沢三昧。1曲目のコルトレーンVSロリンズは好きな方に譲るとして、
ころころと玉を転がすようで、ガーランドのピアノは安定していていいですね。
歴史ですね。

The Most Beautiful Girl In The World
https://www.youtube.com/watch?v=01yHXc4810k



ハンス・フランケ:ピアノ協奏曲 第一番 ヘ長調 Op.796

2021-05-18 12:57:55 | 音楽夜話(クラシック)
ハンス・フランケ:ピアノ協奏曲第一番  ヘ長調 Op.796


(オリバー・トリエンドル、ピアノ;ブランデンブルク州立管弦楽団
フランクフルト/または:クリスチャン・ハンマー)




ハンス・フランケは、ライネッケやドレーセケに学んだドイツの作曲家。
ヴェーベルンやベルク、バルトークらと同世代ながら、89歳の高齢で亡くなるまで、
頑なに19世紀後半の後期ロマン派風の作風を貫き通した。
作品番号が示すとおり膨大な作品を書いたが、1945年にドレスデンが
爆撃によって破壊されたときに、そのほとんどが失われたという。wiki


BR-klassikを流し聴きしていた時に出会った。
聴いててさわやかな作品。アルバムなさそう。
ベートーヴェンの協奏曲聴いてるような感じ。つくりも立派。その時代の作品かと
おもったけれど19-20世紀の作品。時代をまたいでる。


吉松 隆氏のようにメロディー・リズム・ハーモニーがわかる曲を作り続けている。
こういうある意味、自分のポリシーを貫く作曲家もいた。
もう一度聞きたいと思っても、音源が見当たらない。NMLにもなさそう。
発掘されるのを待つしかないか。