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ハレ・ユース合唱団(スチュワート・オーヴァーリントン合唱指導)マーク・エルダー指揮 ハレ管弦楽団 ブルックナー交響曲第8番ほか

2024-03-07 12:08:39 | 音楽夜話(クラシック)
3月6日 
4:30-7:00 BBC3
ブルックナー:昇階誦「正しきものの唇は知恵を語る」


交響曲第8番 ハ短調((ハース版)


ハレ・ユース合唱団(スチュワート・オーヴァーリントン合唱指導)
マーク・エルダー指揮 ハレ管弦楽団
2024年2月29日マンチェスター、ブリッジウォーター・ホール 


「正しきものの唇は知恵を語る」
正しき者の口は知恵を語り
そして彼の舌は正義を語る
神の法は彼の心の中にあり
そして彼の歩みは躓(つまず)くことがない
神を褒め称えよ


生前はオルガニスト、宗教音楽の大家とされたブルックナー。
それらの中から今も歌われ続けている作品の一つ。
多分1-2度聴いたことがあった。パレストリーナかと
思わせるような曲調。世界時代を超越しているような作風。


8番は非日常なので、邪魔の入りにくいところで聴きたいが
そうも言ってられないので、日常の中で聴いていく。
何も施さないほうが、いい結果が見られたりすることもある。
これはそんな演奏のように聞こえる。
テンポは幾分遅めで重厚感を出す。何も細工なしの宗教曲のように
振ったほうが、効果的なのではないかという作品の作りのように
聞こえた。流れが自然だった。終演後、会場も沸いていた。
きっといい得て妙な演奏だったのだろう。




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