谷あり谷あり。

鬱と自律神経失調症と若年性更年期障害とパニック歴15年です。それでも何とか一児の母やってます。

悲しい1日。(昨日の話)

2015-01-19 18:22:35 | 子育て
昨日の話。


一昨日の夕方から妊娠時から痛かった左下奥歯が腫れて激痛がし始めた。



旦那は当直でいないのでずーっと息子と二人きり。



バウンサーのおかげであまりぐずらなかった息子が夜中に添い寝をしてる間何度もグズった。
うつらうつら寝かかっては息子に起こされるというのを何十回繰り返しただろう。

気がついたら私は息子のほっぺを叩いていた。


もう無理だと思った。

もう私はこの子を育てる事は出来ない。


妊娠中からの辛かった出来事が次々に頭に浮かんで、本気で息子を授かった事を後悔した。

何で私はこの子を産んでしまったのだろう。


この子を授かってから今日までずっとずっと辛い事ばかりじゃないか。

いつもいつも泣いてばかり。
話しかけても、どんなにお世話をしても1度も笑顔で応えてくれた事がない息子。

虚しくて虚しくてもう疲れてしまったよ。


もうこんな子いなくなればいい。
そして私もこの世からいなくなればいい。


そうか、私はニュースに出るような鬼母だったんだ。

でももうそれでいい。


地獄に落ちよう。



本気でそう思って布団をかぶり死に方を考える。



息子はフニフニとバウンサーの中で泣いてるが知った事か。



一体何がそんなに辛くて泣いてるの?


おっぱいをもらって、風呂に入れてもらって、オムツを取り替えてもらって、抱っこしてもらって、何がそんなに辛いの?

泣きたいのはこっちだよ。





そんな事を思いながらも歯が痛いのでとりあえず歯医者に行く準備をするという矛盾した行動を取る自分。



息子を放置してぶん投げていこうと思ったのにおっぱいを飲ませ、靴下をはかせジャンプスーツを着せる。



息子が寒くないように車を暖めてチャイルドシートに乗せる。



車を運転してる時にちょっと車がスリップした瞬間、咄嗟に息子を守ろうと考えた
自分に「あれ?私少しは母性あるのかな?」と思いながら歯医者に到着。



歯医者の待合室で数人の方に話しかけられる。


「可愛いわね~」

「何ヵ月?」



にこやかに答えながら心の中で「この子をぶん投げて私もこの世からいなくなる予定ですけどね」と毒づく。



診察が終わってから支払いを待ってる間に段々と気持ちは晴れていき落ち着いてきた。



最悪のシナリオを考えながら歯医者の治療をして、次の予約までしている自分に苦笑い。



帰り道隣の方からラインがきておかずをお裾分けしてくれるとの事。



取りに伺ってそのお宅のお母さんの顔を見て思わず号泣してしまう。



お母さんに慰められ勇気づけていただいて帰宅。


以前なら私が帰宅したらちぎれんばかりに尻尾を振って飛びついてきた愛犬が、私が息子を抱いてるのを見てそれを必死で抑えてる姿を見て涙が止まらなかった。


今はみんな我慢だなぁ。


旦那も私も愛犬も。


息子だってまだ生まれたばかりで色々不安で泣く事も多いはずだ。


もう少ししたらみんなで楽しく暮らせるようになるだろう。


もう少し

もう少しみんなで頑張ろう。