モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

キハ35 外吊りドア その2

2017-12-28 20:04:00 | 16番 気動車
NC機によるドアカバーのスジ彫りに長時間かかりますのでもうひとつアップします。

2015年6月に足尾駅まで実車のドア取材、帰りの桐生ソースかつ丼 ”志多美屋”は独特の衣でうまかったな。







元々無関心だったキハ35はエコーモデルさんでの会話がきっかけで、
工作上の話題から ”ウチで作ってみますか”となりました。







キハ35はツートンが似合うな。足掛けが曲者。







Hゴムではなく金具固定、残念。
ドア横に開閉窓、当時は問題なしの認識?旧型客車もドア開けっ放しの時代。







ただ今加工中のドアカバー。
ドア横のゴムは開いた窓からのギロチン防止?あるいは隙間風防止か?







ドアの凸は55ミリ弱なのでt0.7にしました。







少し引いて見ます。








車体ステップは途中でカットされて奥に段がついています。



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キハ35 外吊りドア

2017-12-28 17:34:16 | 16番 気動車
外吊りドア135枚(22両分)が足掛け3日かけて抜き終わりました。







段差のテーパーは自作30度カッターで加工し、最後に刃先を研磨してテーパーの最終仕上げです。














ドア左右にある防風?のゴムを表現しましたので上手に塗り分けてください。






ドア窓のエッジを丸めるといい感じになります。
当たりゴム幅は0.4、テーパー部はエンドミルを斜めに動かしてテーパーからの深さを一定にしました。
判り易くたとえるとテーパー部の溝は ”すべり台”形状です。
下辺凸部の合わせ目は細い溝で差をつけました。







カバーはt1の両面加工です。
表のスジは0.2径エンドミル加工です。






カバー裏の突起でドアのセンターがスポッとはまり面倒な手間を省きました。






カバーを肉薄に見せるためのこだわりでt1→t0.95に挽いています。






カバー天面は彫刻機でテーパー(雨水対策?)をつけました。
取り付け順は雨樋→カバー→ドアまたは雨樋→(カバー+ドア)がよいでしょう。
私が未製作なものですみません。






DC123 キハ35系外吊りドアとカバー 8000円本体 です。

”ドアが8000円かよ”と言われればそれまでですが
ご理解頂いたお客様に今までに30セット以上売れてうれしい限りです。(もっと売りたい)
キット熟成中の方、いかがでしょうか。私物も7両控えています。




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