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「この世界には私が撮らなければ誰も見たことがないものがあるのだと信じています」by ダイアン・アーバス。   

エナメルバッグから思いだした事。

2006-05-28 | コラム
昨日、当たったエナメルバッグを見ていて思い出したのは、
昔、パリに行った時に持って行ったNIKONのカメラバッグ。
これがエナメルでデザインがよく、軽くてかっこよかった。

モンマルトルの丘にいた画家に「カメラはキャノンなのにバッグはナイコン(NIKONの事)なんだね」って声かけられた。
しかし、これは非常に無謀と言うか無茶と言うか間抜けと言うかアホ丸出し。
NIKONなんて堂々と書いたバッグ持ってパリを歩くなんてカメラ持ってまーす、盗んでちょーだいって宣伝している大バカ日本人。

蚤の市では、「ビジネス ビジネス」ってカメラ売ってくれーって、しつこく追い掛けてくる奴がいるし、

地下鉄乗って首からカメラ下げてたら「英語話せるか?」と隣の奴が声かけてきて、「A LITTLE」って、いいかげんに返事したら「デンジャラス、デンジャラス」ってカメラを指差して注意された。ホントよく襲われなかったなー。

この話を泊めてもらっていたフランス人に話したら、「フランス人は、そんな事 注意しないからその人、外国人だと思う」って言われた。

撮影してる時、ちょっとでもカメラバッグから離れると、「バッグ持ってなきゃダメだよ」って注意され、
映画館では足でバッグを踏んづけていなさいって。そーしないと後ろの席から引っ張られて盗ませる。

モンマルトルの丘の手前では、ジプシーの子どもが4~5人手を出しながら、寄って来た。
これは前もって聞いていたから、殴る仕種をしたらサッと逃げたけど。
いやはや 初めての外国。びっくりする事だらけ。

楽しい事だって、もちろんあった。
栗(だと思ったんだけど)を売ってる叔父さんにカメラ向けたら、あっちもカメラ取り出しお互いパチリ。
手を振ってバイバイ。

エペルネと言う街で泊めてもらった、ジルベールのお店(バー?)に昼間、休憩しに来た警官。
いきなりネクタイ裏返すと、ヌードのおねーちゃんの写真が貼ってあった。

ピンボールを一緒にやった小学生。もちろん僕の負け。

ジルベールの愛犬連れて近所のブドウ畑がある小高い山を、お散歩お散歩。(エペルネはシャンパンのMOETで有名)
MOETの偉い人の家に招かれ飲ませてもらった昔のワイン。確か100年前と言っていたと思う。

おそらく日本人なんて、そんなに酒飲まないと思ってたんじゃないかな?。僕がガバガバ飲んだら驚いていた。

パリで出されたチーズ、ぜーんぶ美味しいって食べちゃった。

牡蠣食べに行ったレストラン(この旅の一つの目的は牡蠣食いに行こうって事だったので)で頭にマフラー巻いてたら(髪の毛伸ばしていたのでバンダナの代わり)ウェイターに「ジェロニモ」って言われた。

バスの窓から外を見ていたら、歩いていた警官が手を振ってくれた。

ポンピドーセンターの近くで子どもが遊んでいたので、気づかれないように、そーっとカメラを向けてたら、見つかっちゃって、回りを囲まれ、写真撮って撮ってと言われた。
石畳の道も、だーいすき。
やっぱりヨーロッパの町並みが好き。

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