忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

大妖怪展 その2

2013-09-01 09:01:09 | おでかけ
今日から九月。
早いですね。
でもまだまだ暑くてだるいです。
しばらく過ごしやすい日々が続いたのでこのぶり返しの暑さはこたえます・・・。
さすがに昨日の仕事、後半はぼうっとなってました。

さて昨日の続き、「大妖怪展」です。
おなじみの百鬼夜行を鑑賞したら次は今おなじみの妖怪図鑑(?)のもととなった本が登場します。
私たち(たち!?)が今目にする妖怪のイラストは
ほぼ水木しげる先生のイメージだと思うのですが
その原型となったものを見ることができました。
鳥山石燕の「画図 百鬼夜行」、桃山人の「桃山人夜話(絵本百物語)」です。
これは本当になじみがあります。
水木先生のイラストにそっくり。
・・・というか水木先生が参考にしたのでしょうが。
絵本百物語のほうは文を桃山人が描き、画は竹原春泉斎が描いたものです。
これはおそらく鳥山石燕の本を参考にしたのではないか、といわれているものです。
カラー・・・というか多色刷りで鮮やかでした。

原型となったものを見たあとは水木先生の作品。
とても懐かしいです。
子どものころに見たときはやっぱり怖かったです。
今はどちらかといえばなんとなく愛着がわきますが・・・。
どうやら知らず知らずのうちに妹から教育を受けていたようで
妖怪の名前、意外とわかります。
とてもなじみがありますね。
でもトイレの花子さんや口裂け女なんかは比較的新しいと思うのは年齢のせいでしょうか。(笑)
繊細なイラストを見ていると
水木先生の妖怪に対する愛着がうかがえますね。
それにしても「ゲゲゲの鬼太郎」、
年を経るごとになんとなく親しみやすくというかかわいらしくなってますよね。
初期のものはすごくこわかったのですが・・・。
テレビ見たあとはなかなか寝付けなかった記憶があります。
大人になるにつれて怖いものが増えたのか、
それとも現代が刺激が多くて慣れてしまったのか。

妖怪とは本来人間より怖いはずの存在のもの。
その妖怪より人間たちが引き起こす事件のほうが怖いと思わせる、最近のニュースです。

夏休みの自由研究、妖怪について調べたらおもしろいだろうなぁ。
子どもたち、いやがるだろうけど。
コメント
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