皆様、おはようです。
ネットで緑内障のサイトをいろいろ見ていたら、緑内障になりやすい性格ってあるそうです。
- 真面目
- 几帳面
- 神経質
・・・おお、基本あてはまります。鬱になりやすい人も多いとか。
あらら。。
何でもいい加減にせず、きっちりやるという性格は、このブログを馬鹿みたいに更新し続けていることからもおわかりでございましょう。
もはや中身よりも続けることに力点が移っているように思えないでもないですが、お許し下さい。
ただ、経験上、ほどよくアバウトという思考訓練を重ねてきましたので、後天的な部分で性格は一部矯正されているかも。
なぜ、矯正されたか・・・
所詮人間のやることは理屈どおりには行かないということが嫌というほど身にしみているんですよね。
本当に、なるようにしかならないときはならない。悲観より楽観の方がなるようになる。
という経験が多いんです・・・
以前勤めていた会社の影響もあります。
この会社、上場会社ですから対株主に対してはかなり真面目で、公表予算達成至上主義というところがありました。
したがって、年度末を控えた全国の事業所長が集まる会議では業績対策(計画どおりにいかに業績をもっていくか)がメインの議題。
で、計画に対し1億の利益が足りないとしましょう。
そうすると営業担当役員が、
「あと1億、なんとしでも3月までに計上するんだ!」とゲキ。そして、
「北海道、いくらアップできる?」
「はい、1,000万頑張ります」(←北海道の事業所長)
「よし、つぎ東北!」
「500万頑張ります」(←東北の事業所長)
「東京!」
「2,000万です!」(←東京の事業所長)
「なに、東京、おまえのとこが全社を牽引するんだ、もう少し頑張れないのか!」
「はい、・・・2,500万頑張ってみます!」
「よし!!次、中部」
「はい、1,500万でお願いします」(←中部の事業所長)
「大阪!」
「1,000万です!」(←大阪の事業所長)
「よし、中四国!」
「700万です!」(←中四国の事業所長)
*以下略
その間、管理本部長はホワイトボードに各拠点があげた数字を書いていき、最終的に積み上がった数字が9,000万としましょう、そうすると、
「あと、1,000万足りません!」(←ちなみにこの方、大手金融機関からの出向の後、転籍し役員になった方ですが、完全に転籍先の社風に染まった・・・)
すると役員、
「あと、1,000万だ。全社員が1ヶ月に30万の売上げをオンすれば目標に行ける!!」
ということで、2月から3月にかけて全社員必死の勢いで売上げを頑張った・・・という次第です。(注.売上がほぼ利益というサービス系の会社でございます)
年度末を控えた全国会議では、事業所長以外にも各拠点から1名が追加参加し、私も何回か参加したんですが、いつもこの光景を見て、
「バナナの叩き売りみたいだ・・」と、飲み放題の珈琲を飲みながら独白していたものです。もち心の中で。
しかし、その思いが顔に出たのか、一度役員から、
「おでこクンはこんなときに馬鹿みたいに珈琲飲んでるんじゃない!!」と叱咤されました・・ひょえー~
ま、いずれにしてもこうして何の根拠もなく(というか、どうせ数値の積み上げを申告させられるので、多少の隠し球は持って会議に臨んだ事業所が多い)目標数字を申告させられて、結局、全社ではなんとか計画を達成できたのはなして?
★ちなみにこれら会議の参加者、クライアント先には、日々経営の指導をしている方々でございます・・・
もとい。
そういう次第で理屈70%、感覚30%というアバウト部分が後天的に養われたといえましょう。
しかし、こと自分だけで完結する分野になると理屈95%かも知れません。地震対策とか保険見直しとか、節電対策とかetcetc。。
しかし緑内障にはストレスは敵。(だそうです)
仕事で養ったアバウト30%の思考を生活一般にまで広げよ。いやアバウト40%くらいでいこう・・
と理屈っぽく考える日曜の朝のひと時でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます