先日中古で入手した15年以上前に発売されたNIKONのD50のレンズキットですが、非常に程度も良く「なるほど、これがNIKONか」と今さらながら知ったという状況です。
あらかた屋外での撮影をしたのでの次の興味は暗所性能です。
D50の限界ISO値は1600です。こういうところが昔のカメラって気がしますね。
参考に今時のEOS KISS M2の限界ISO値は51200ですからね。10倍どころじゃない32倍ですよ。
その1/32のISO1600相当でどこまでいけるか、ご存知川崎駅前の川崎ルフロン内にある水族館、カワスイにて試してみました。
まずは大成功写真です。
アロワナの写真になります。ばっちり肉食ですが平時は動きがスローな魚なので、シャッター速度も1/40で撮影することができました。通常のフラッシュ使った時のシャッタースピードですね。
さすが、一眼カメラだけあってカラーノイズはISO1600相当でもほとんど目立ちません。
※ D50 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G EDで撮影:1/40sec F5.6 ±0.0EV 46.5mm相当 ISO1600
こちらはエンゼルフィッシュです。
シャッタースピード1/20でいきなり半分のスピードですが、しっかり構えてがんばりました。
ISO1600相当と先ほどと同様です。
特有のノイズは出ていますが、カラーノイズは出ていないので十分だと個人的には感じました。
※ D50 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G EDで撮影:1/20sec F5.6 ±0.0EV 82.5mm相当 ISO1600
こちらはさらに遅いシャッタースピードの1/13となります。
このD50は本体にもレンズにも手ブレ補正機能は装備されていないため、ガチンコ勝負になります。ここまでくると暗所性能というよりかはどれだけ遅いシャッタースピードでブレずに被写体を追えるか。ということになります。
ブレてはいますが、ぱっと見いけそうな気がしました。
ヒレや後ろので泳ぐ魚たちでそこそこ遅いシャッタースピードを感じてもらえればと思います。
※ D50 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G EDで撮影:1/13sec F5.6 ±0.0EV 82.5mm相当 ISO1600
今回かなり撮影技術が上達していることがわかりました。
猫も杓子も手ぶれ補正機能が装備されているので、自分の実力が今までわかりませんでしたが、結構いい線いってるじゃん。と自覚させてもらいました。
もちろんグリップしやすい Nikon D50のデザインも評価しなくてはいけませんね。

入手したのはレンズキットだったので、望遠焦点域はどうしようと悩みました。
純正の高倍率ズームも考えたのですが、手ぶれ補正機能であるVRが装備されたDX望遠レンズが6,500円ほどで中古が出ていたので、フラフラ~っとそちらの購入してしまいました。
高倍率ズームよりも通常のズームの方が描画性能が高いと信じて現在は使用しています。
今回も参考動画を作ってみました。ただ垂れ流しの実験動画で30秒ほどのものになります。興味があったら御覧ください。
カワスイ