カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

フィルム時代全盛期のフィルムスキャナはやはり凄い

2025年01月25日 08時30分00秒 | パソコン

フィルム写真の撮影後、現像は店舗にお願いしていますが、私の場合、プリントやスマホに転送することはせず、ネガ(ポジ)を都度自前でフィルムスキャンして、データ化しています。

2000年代前半くらいまでは我が家の近くでも「現像同時プリント0円」の店舗が沢山あったのですが、2025年現在、取り扱いは量販店がほとんどで「現像900円」「プリント1枚55円」とかなり高額です。

  • 昔:現像500円、プリント0円。合計500円

  • 今:現像900円、プリント1,980円(55円/枚 × 36枚)合計1,880円

これにフィルム購入費が上乗せされるのだから、フィルム撮影もセレブな趣味になったものです。



FUJICOLOR100(メーカーサイトより引用)

感度がISO100の方が粒状感も少なく綺麗に写る、と言われておりますが、暗い場所には弱いため屋内ではフラッシュ必須になります。

値段も格安ではありますが36枚撮りでも1,500円ほどします。



FUJICOLOR400(メーカーサイトより引用)

感度がISO100よりも高いため、屋内も写すことができ、汎用性に富んだフィルムになりますが、価格が2,000円弱と高額なため、私は購入する機会が少なく、暗い場所ではもっぱらiPhoneで撮影しています。



ここ最近現像後にプリントするのではなく、スマホに転送するサービスが流行り始めました。

価格も現像費に追加で900円程度とプリントするよりかは格安ではありますが、データ化は我が家のフィルムスキャナでもできるのでは?と思い、ここ数年、フィルム撮影は現像のみで、データ化のスキャンを自宅で行なっています。



これが我が家のフィルムスキャナ、MINOLTA Dimage Scan Dual IIIです。

2002年11月の発売でデッドストック品を新品で2007年に入手しましたが、当時はOLYMPUSのAPSフィルムカメラのCenturionか、CANONのAPSフィルム一眼カメラのIX50という、APSカメラ推しの頃だったため、利用する機会がほとんどありませんでした。

後にCANONのEOS Kiss IIIを入手してやっとこのスキャナの出番がやってきました。



桜木町になります。フィルムをスキャンするために設計された映像素子と光源、ソフトウェアを使っているためか、キレッキレの画像を得ることができます。



光源をしっかり捉えることができれば、空もこんなに綺麗に捉えることができます。

デジカメと違い、現像・スキャンするまで結果がわからなかったので、これ見た時は予想以上の写りにかなり嬉しかった記憶があります。


スキャナのドライバソフトや仕様などをご紹介する前に、文面がかなりのボリュームになってしまいました。

機会あれば、現在のケンコーやサンワサプライから出ているフィルムスキャナを使用してみたいのですが、なかなか巡り会いません。

昔の機種と比べ評判が余りよろしくないようですが、是非入手して、使い勝手を試してみたいところです。



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残り10ヶ月このノートパソコンどうしよう

2025年01月18日 09時40分00秒 | パソコン

最近物価高の影響か、量販店のノートパソコン売り場へ行くと軒並み100,000円以上のものばかりが目立つ中、1年ほど前に格安で入手した富士通の中古ノートパソコンを紹介しようと思います。


機種はLIFEBOOK A576/PX。多分企業で使われてたと思われます。2017年発売とのことなのでリースが5年と考えると2022年以降、中古市場に出てきたモデルだと思われます。


CPUはCore i5 6300Uと呼ばれるWindows10時代のCPUです。メモリは当時の最新規格であるDDR4に対応しています。2017年当時は安心して使用できたノートPCと思われます。



天板を撮影しました。

富士通のロゴと下部の赤いラインが特徴的です。直線的なボディと黒い筐体は無骨で好みです。



モニタサイズは15.6型のワイドサイズ。ビジネス用ということで視野角が狭いTFT液晶だと思われます。解像度は1366x768でちょっと粗さが目立ちますが、キーボードはテンキー付きのフルキーボードでキートップも大きく使いやすいです。



左右側面の端子になります。
向かって左側側面は手前から今でいうUSB3.2 Gen1(Aタイプ)が3つ。HDMI端子、アナログRGB端子とACアダプタ接続端子が並びます。アナログRGB端子が企業向け機種を匂わせます。



右側面は至ってシンプルです。

DVDドライブと奥にUSB3.2 Gen1端子があります。USBのマウスを繋げることが多いですが、転送速度がUSB2.0に比べ10倍以上も速いことを考えると、マウスで占有するのは何とも贅沢な気がします。



底面になります。

左側にメモリ増設蓋など見えますが、CPUが発する熱を廃棄する場所を清掃するために蓋が取り外しできるようになっています(右側)。埃が溜まりやすいところなのかもしれません。


ちょうど余っていたこともあり、メモリは最大の32GB、内蔵HDDはSSDに入れ替えましたが、Windows10の動作やサイト閲覧、YouTube視聴程度の使用であればメモリは8GB~16GBで十分と思われます。


本体は5,000円で入手できましたが、キーボードの調子が悪かったため2,500円ほどでオークションでキーボードのみを落札し、ACアダプタの調子も悪かったので秋葉原で1,000円ほどで入手しました。バッテリーが劣化していたので3,500円ほどで楽天市場で互換バッテリーを購入、結局のところ計12,000円ほどかかってしまいましたが、ジャンクからのリペアを趣味として考えれば1万円程度は許容範囲内ではないでしょうか。


せっかく再生したノートPCですが、残念ながらCPUのスペック不足でWindows11へ正式にバージョンアップすることができません。Windows10のサポートが2025年10月で終了するため、その時までにこのPCの使いどころを考えておかなければなりません。



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新しいデスクを入手したので浮かれてデスク周りを撮影してみた

2024年11月17日 08時30分00秒 | パソコン

10年以上も使い続けた幅50cmのパソコンデスクを廃棄して子供が使っていたラインティングデスクに入れ替えました。

その机の幅は80cmもあるためか、作業がすこぶる快適になり思わずデスク周りのPC関連のグッズをOLYMPUS E-PL6のアートフィルタ機能を使って撮影してしまいました。


メインのMac mini 2018に接続しているBluetoohスピーカ、JBL FLIP6をラフモノクロームフィルタで撮影しました。

やっぱりラフモノクロームは格好良く仕上がります。



愛用している腕時計をジェントルセピアフィルタで撮影しました。

ジェントルの名に恥じない高級感をもったフィルタです。



こちらは愛用のWebカメラであるLogicoolのC920です。テレビ会議では、よく写りすぎて困っている代物です。リーニュクレールフィルタで撮影しました。



SONYのアクティブスピーカーSRS-X1をライトトーンフィルタで撮影しました。

Walkmanやスマホ用の外付けスピーカとして購入したのですが、5W出力はちょっと頼りないですが、防水機能を生かして、入浴の際の必須アイテムになっています。



Mac用のMagic Keyboard(旧型)とMagic TrackPad(旧型)です。

Mac使いであれば誰でも手に入れたいアクセサリだと思います。

トイフォトフィルタで撮影しましたが、渋く仕上がりました。

新型は高価のため、今だ購入に至っておりません。


以前のものはほとんど合板で構成されていましたが、交換したラインティングデスクは一部ムク材が使用されており、重厚で格好いいものでした。

また、アートフィルタはやっぱり楽しいです。

他のメーカのものと比べても、OLYMPUSのアートフィルタは別格の楽しさと仕上がりの良さがあると思います。



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Windows10時代の写真管理ソフト

2020年11月01日 07時06分50秒 | パソコン


これまで、「デジカメの達人」「デジカメde!!同時プリント」といったWindows98ないし初期のWindowsXP時代の写真管理ソフトを取り扱ってきました。このジャンルのソフトは完全淘汰されたと思っていましたが、今も細々に生きながらえているようです。

ピークは過ぎたかもしれませんが、自身も購入したWindows10時代の写真管理ソフトを紹介します。



SOURCENEXTから発売されている「たっぷりデジカメ2」です。実際に購入してみましたが、基本的な考え方は「デジカメde!!同時プリント」と同じで、アルバムなりフィルムなり、フォルダなりの器を作って、そこにオリジナルのコピーを登録していく、といった方式です。

写真の編集もできますが、自動一括処理はありません。個別に変更していく方式です。



Exif情報もこのように表示されます。

結構見やすくて好感が持てます。カメラメーカから提供される管理ソフトもかなり細かくExif情報を見ることができるのですが、実際知りたい情報がピックアップされているのでこれはこれで非常に見やすいと感じます。



お店プリントのためにか、このソフトにはメモリカードに書き戻す機能があります。でも何か違和感がありました。今時であれば16GBとか、せめて8GBあたりからスタートしてもいいんじゃないかと思いますが、8MBとか16MBとかが選べるようになっています。

この2020年に8MBのメモリーカードって何?今時それ自体探すことが困難ですね。

これってかなり昔のソフトがベースになっているのだと理解しました。

さらにピンときたのが、自身も所有しお世話になっていた「デジカメNinja X」というソフトです。




Windows10では残念ながら動作不可ですが、今回の「たっぷりデジカメ2」の仕様はこのソフトとほぼ同じです。名前を変えてリニューアルしたのかもしれません。


PC向けのソフトは少なくなってきているかもしれませんが、昔のデジカメ管理ソフトは脈々と続いています。

うれしい限りですね。



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「写ルンです」時代の私が愛したデジカメ管理ソフト

2020年10月24日 07時46分20秒 | パソコン

時はWindowsXPが発売され程なく経ち、メモリ256MB、CPUはPentium4という仕様がハイエンドと呼ばれた2003年。個人的には最高のデジカメ管理ソフトと評している「デジカメde!!同時プリント」のVer.7のインストールディスクがまだ手元に残っていたので、WindowsMeにインストールしてみました。


このソフト、最終的にはバージョンは9まで出ていたようですがそれ以降は更新されることなく消えてしまいました。前回での理由同様、WindowsXPの画像管理機能がWindowsMe以前のものより格段に管理しやすくなったのでこのような管理ソフトは、自然淘汰されたのではないかと考えます。


Mac版(Ver.4)もあり、所有もしていました。Macには写真管理のソフトがかなりあったため、使う機会も少なかった覚えがあります。



こちらはデジカメの達人と違い、バージョンが変わっても管理方法はほぼ変わらず一貫したインターフェイスです。

基本的にフォルダに該当する「フィルム」を作成しそこに写真を登録する。いままでフィルムを使ってきた世代には非常にわかりやすい仕様です。

銀塩写真がレトロで雰囲気があるといわれている2020年現在では、逆にわかりにくく受け入れられないかもしれません。


というより「そもそもフィルムって何?」と言われるのがオチですね。



このソフトの一括修正機能はかなり良かった覚えがあります。

デジカメ黎明期は映像素子が補色系CCDが多く、階調はよく表現されていたのですが、コントラストやサイドが弱い画像が多かったため、一般大衆受けする「メリハリがあり、彩度が高い派手な写真」ではなかったのです。

それが行えるこのソフトは非常に便利であり、修正する手間がかなり減りました。



同時プリントというタイトルから、通常のLサイズ印刷はもちろん、様々なプリント形式に対応しています。サムネイル印刷もお手の物です。


先日、子供たちに同時プリントするとプリント代金が無料だったサービスがあったんだよ。と説明しましたが理解するのにかなり苦労していたようです。

  • ネガを現像するのに代金がかかること。

  • 一枚あたりプリントするのに代金がかかること

  • なぜきちんと撮れていない写真をプリントしなければならないのか

撮れてるか撮れてないかプリントしないとわからない、という感覚が無いのでしょうがないのですが。逆に1枚40円もかけてプリントするよりかは、同時プリントでは無く、同時にデータ化しスマホに取り込むことがが、今時は多いようです。


~補足~

「デジカメde!!同時プリント Ver.7」の対応OSにはWindowsXPも含まれていましたが、パッケージに記載されているハードウェアの標準仕様が、かなりの低スペックでした。

  • CPU:PentiumII メモリ:64MB

インストールしようとしたWindowsXPパソコンは2008年発売のものですが、発売時期に5年の開きがあるせいか

  • CPU:Core2Duo P8700 メモリ:2GB

と標準仕様に比べかなりのオーバースペックです。こうなると逆にまともに動くのかの心配と、前回のデジカメの達人との使い勝手の違いも比較したかったので、同様の環境であるLatitude C510のWindowsMeにインストールしてレビューしました。



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