カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

フィルムカメラの撮影技術が心許なかったのでコンデジでもフォローした

2023年05月27日 08時40分09秒 | 動物園

先日フィルムカメラのEOS KISS 5 で上野動物園の動物たちを撮影しましたが、望遠レンズであるEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影するにはちょっと自信がなかったのでデジタルカメラを持参、いわゆる保険をかけておきました。


デジカメで撮影といっても、一眼カメラを持っていったら「何のためにフィルムカメラで撮影しているのか?」ということになってしまいそうなので、控えめに・でも同様に望遠撮影ができるOLYMPUS SP-820UZで撮影しました。


タイトル写真はフィルムカメラでの撮影と同時刻に撮影した「カバ」です。一見するとどちらの機材で撮影したか全くわかりません。

2012年のコンデジはすでにフィルム一眼の画質と同様もしくは超えてしまっていたようです。



スマトラトラです。

観覧客が多く、アクリル板越しでの撮影になることもあり、フィルムカメラで撮影することは避け、SP-820UZで撮影しました。

こちらに向かってくる姿がとても勇猛に見えます。これ以降こんなチャンスは巡ってきませんでした。

※OLYMPUS STYLUS SP-820UZで撮影:1/40sec F5.2 ±0.0EV 260mm相当 ISO800



ガラパゴスゾウガメです。

両性爬虫類館にて飼育されており、かなり近くからの撮影でした。

あまりの大きさに感動しました。

「両性爬虫類館」はアロワナなども展示されており、昔あった上野水族館の雰囲気を残していてちょっとだけノスタルジックな気持ちになりました。

※OLYMPUS STYLUS SP-820UZで撮影:1/40sec F4.8 ±0.0EV 76mm相当 ISO160



カンガルーです。

飼育小屋の網が非常にこまかかったためフィルムカメラでの撮影は避け、SP-820UZで撮影したところ、予想以上にきれいに撮影できました。

小型のカンガルーだったせいもあったため最初はワラビーと間違えました。恥ずかしい。

※OLYMPUS STYLUS SP-820UZで撮影:1/160sec F5.6 ±0.0EV 76mm相当 ISO80


やはり一発勝負のフィルムカメラはいろんな意味で緊張します。

フィルム1本500円・同時プリント現像代が500円なんて時代であれば、いち動物あたり3~5枚くらいシャッターを切れますが、今の世の中フィルム1本1,500円、現像が800円、プリント代が1,7000円弱、合計4,000円くらいであることを考えると、シャッターを切ることを温存するのは致し方ないと思います。

昔のようにとはいいませんが、APSフィルムのど真ん中を駆けてきた世代としては、フィルム1本込み込みで1,500円~2,000円くらいで収める時代がまた来るといいなぁと思っています。



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フィルム一眼カメラを抱えて上野動物園で行ってみた

2023年04月23日 08時23分23秒 | 動物園

上野動物園は多くの動物たちが飼育されているため沢山シャッターを切ることができます。よって撮影数が多くなっても追加コストが発生しないデジタルカメラでの撮影が必須ですが、今回は(勇気をだして?)フィルムカメラを抱え、一枚一枚大事にシャッターを切り、撮影してきました。

なおタイトル写真も含め作例においてEOS KISS 5 を使用し、MINOLTA Dimage Scan IIIでネガをスキャンしました。


タイトル写真はプレーリードッグをキットレンズであるEF28-90mm F4-5.6 II USMで撮影したものです。

逆光で照らされた体毛が光り輝き、とてもカワイイ写真に仕上がりました。



大型動物であるキリンの顔の部分をアップで撮りました。

望遠レンズのEF70-300mm F4-5.6 IS USMを使用しての撮影です。

ちょっと険しい顔つきでしたが、背景がうまくボケてポートレートモード的に仕上げることができました。



オオタカをEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影しました。

鳥類の檻は飛んで逃げないように(後方にも写っている)目の細かい鉄網で囲まれているのですが、望遠レンズを駆使することにより、まるで元々無かったような写真を撮ることができます



スマトラゾウをワイヤーの柵越しにEF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影しました。

オオタカの鉄網は消すことはできても、このワイヤーは絶対消すことはできません。

結局のところ、ワイヤーは被写体の一つとしてあえて写し、ポイントであるゾウの眼がワイヤーに被らないように撮影してみました。



カバです。

こちらもEF70-300mm F4-5.6 IS USMを使用しての撮影です。

デジカメのごとくガチピンで撮影することができました。


私のフィルム写真の撮影機材はEOS Kiss5 を本体に、標準レンズのEF28-90mm F4-5.6 II USMや、望遠のEF70-300mm F4-5.6 IS USMを使用することが多く、時々OLYMPUSのL-30なんて一体型一眼も使ったりします。

富士フィルムのISO100フィルムを好んで使っていましたが、あっさりとした画質だったため「フィルムはお休みして、これからはチェキでも買って使っていこうかな」なんて思っていましたが、今回使用した「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」の鮮やかな発色を見て「もうちょっとフィルムカメラも使ってみようかな」と思いました。

それにしてもフィルムも現像も高くなってしまい、なかなか手を出すのが難しくなってしまいました。



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「茶色い」をテーマに動物園の動物を集めてみた

2022年08月20日 08時09分14秒 | 動物園

夢見ヶ崎動物公園の動物たちを50枚ほど撮影してきましたが、象やキリン・ライオンなどがいる動物園ではないため、どうしても茶色い動物が多くなってしまいます。いっそのこと茶色い動物だけを撮影することにしました。

タイトル写真は、本州鹿(ホンシュウジカ)の子供だと思われます。猛暑にも関わらず、ちょこちょこ元気に歩き回っていたため、カメラに納めるのに苦労しました。



ヤギです。多分名前だと思いますが、首に「タンゴ」と書かれたタグが確認できました。

ニヤニヤしている顔がとても印象に残りました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/100sec F6.3 ±0.0EV 400mm相当 ISO800



ラクダの仲間であるラマです。

昔「D&D」というゲームにラマが出てくるのですが、ラクダとロバの雑種で両方の長所を持ち得た強力な運搬用動物として紹介されていました。

少年の頃は空想上の動物と思っていたのですが、本物が存在することを初めてしりました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F5.5 ±0.0EV 264mm相当 ISO320



マーコールというヒマラヤ辺りに生息する大型の野生ヤギらしいです。ただのヤギかと思っていたのですが、らせん状になった角が特徴的ですね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/250sec F5.5 ±0.0EV 280mm相当 ISO800


鹿と山羊とラクダを紹介しました。夢見ヶ崎動物公園には、これら茶色い動物の他にシマウマやキツネザルなども飼育されていますが、気合いが足りなかったのかピンボケ写真が多かったので今回は非掲載です。

夢見ヶ崎動物公園は丘の上にあり徒歩で行くには舗装道路にもかかわらず傾斜がつらいところがありますが入場料は無料で、かつ春は桜も楽しめる公園です。



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この猛暑の中、夢見ヶ崎動物公園に汗だくで行ってみた

2022年08月13日 08時10分05秒 | 動物園

連日猛暑が続きますが、動物園に行きたくなり、川崎駅周辺の動物園を探してみると「夢見ヶ崎動物公園」がJR南部線の鹿島田駅から歩ける距離にありました。

動物公園というだけあって小さな動物園ではありますが、鳥類と哺乳類とが半々くらいの割合で飼育されているようです。

タイトル写真は「オオタカ」を撮影しました。

「大鷹」といわれるだけあって大きいなと思いましたが、名前の由来は、体が青い「アオタカ」がなまって「オオタカ」になったそうです。

猛禽類の目がとても愛らしいと思っているのですが、この目が苦手な方もいますね。



チリーフラミンゴを撮影しました。

つがいなのか、親子なのか、コンビ感が強く感じられます。

フラミンゴの目はちょっと苦手です。

鶏の卵の黄身が黄色いのは、食べさせている餌が黄色いからと聞いたときは驚きましたが、フラミンゴの体が赤いのも同様の理由と聞いたときも驚きました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/160sec F4.8 ±0.0EV 150mm相当 ISO500



インドクジャクです。

ちょうど羽を開いた瞬間に出会えましたが、飼育小屋が狭く、開いた姿がかなり大きいためか、うまく撮れなかったので思い切ってこの構図としました。

とにかく小屋が暗かったため、撮影する環境はかなり厳しかったですが、ISO感度を上げることにより悪くない撮影ができたと思います。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/100sec F6.3 ±0.0EV 350mm相当 ISO8000



動物園の定番ともいえるのフンボルトペンギンを撮影しました。

この猛暑でペンギンたちも若干元気がないように見えました。

フンボルトペンギンは南アメリカ大陸の西側、チリやペルーの海岸沿いに暮らしているそうです。ペンギンといえば極寒なところにすんでいるイメージだったので意外でした。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/100sec F6.4 ±0.0EV 470mm相当 ISO800


動物園に来るのは去年のよこはま動物園ズーラシア以来です。猛暑の時期に来ると、動物たちも元気がないためちょっと残念でした。クジャクの小屋がかなり暗いため、限界突破のISO8000に設定して撮影しました。満足な撮影はできないと半ば諦めていましたが、やはり世代は古けれどもハイエンド機はこういうときに踏ん張りがききます。



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超超望遠レンズの効果は動物園の網柵を目立たせないように撮影するためにある

2021年10月30日 08時01分56秒 | 動物園

前回横浜ズーラシアにて動物の写真を撮る際、どうやって柵や網を目立たせなくするか。という話をしましたが、今回は事例を含めて詳しく説明したいと思います。

ズーラシアでは動物園の定番であるキリンやゾウも飼育されています。キリンやシマウマにおいては広い敷地で優雅に飼育されている姿を見ることができます。



このネズミはケープハイラックスといいます。小型の動物ため、金網の目も細かいものが使用されているため普通に写真撮ったらこんな感じになりますよね。こんな写真では撮られる方もたまったもんじゃありません。

ちなみにこのケープハイラックスはでっかいネズミと思いきやイワダヌキ目という独立した種類に分類されているそうです。どちらかというと分類的にはゾウに近いそうです。さすがズーラシア。マニアックな種を飼育していますね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:234mm相当 1/250sec F6.3 +0.7EV ISO2000



檻の目を目立たせなく撮影するための例を個性的な風貌のアカアシドゥクラングールの檻で説明すると

  • 撮影者が柵から離れる

  • 被写体が柵から離れる

  • 望遠レンズを使用する(縛りはできる限り開放・焦点域はできる限り長く)

が条件になります。


こちらの例は失敗例です。

この例は「あ、網があるね」ってわかっちゃいますね。特に左側が顕著ですね。もうちょっと檻から離れて撮った例が次の写真です。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:416mm相当 1/250sec F6.2 ±0.0EV ISO5000



こちらの写真は成功ですね。

わずかばかりボケた檻の網目が見えますが、一般的には網目と気づく人は少ないのでは?さらに超々望遠レンズを利用して遠くから撮影したため違和感のない目線をとることができました。

このアカアシドゥクラングールは、かなり絶滅に近い種類らしいですよ。ベトナム戦争(枯葉剤)でかなり数が減ってしまったようです(ズーラシアのホームページよりの引用です)

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:600mm相当 1/250sec F6.7 ±0.0EV ISO5000



こちらはテングザルですが、公園で日向ぼっこしているおじいちゃんにこんな風貌の方多いですよね。

アカシドゥクラングールがおばあちゃんを連想させる風貌なら、テングザルはおじいちゃんを連想させますね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:416mm相当 1/400sec F6.2 +0.7EV ISO2500



最後の写真はカワウソです。 

ミーアキャットもかなり人気でしたが、こちらのカワウソも動きが可愛く、人だかりの後ろから撮影しました。

やっぱり動物園と超超望遠レンズとの相性は良いですね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:234mm相当 1/200sec F6.3 ±0.0EV ISO12800


ここ1ヶ月ほどスマホで撮影することが多かったですが、やはり動物園ではカメラがものをいいますね。うまくやればスマホでも柵や網を目立たせないように撮影できるのか試す機会はあったと思うのですが、久々の超超望遠撮影のだったためか、取ることに興奮しすぎて、すっかり忘れてしまいました。


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