カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

ようやく超望遠レンズを持って羽田空港に行くことができました 〜其の弍〜

2021年06月26日 08時11分01秒 | 飛行機

今年初めに超望遠レンズを購入して、まず行かなければ、いや行きたかった場所だったのですが、何かもったいなくて行かなかったのが羽田空港です。

羽田空港は川崎駅から近いので、会社帰りに寄ることも可能なのですが、今回はわざわざ有給を取っての挑戦です。天候は抜けるような晴天ではなかったのが残念ですが、超望遠レンズの御利益は大いに感じることができました。


まずはタイトル写真です。ANA B737 800の着陸直前を捉えました。B737は羽根端の形状が特徴的ですね。ある程度背景を入れてロケーションを表現したかったので引き気味に撮影したつもりだったのですが、それでも換算500mmでの撮影となりました。やはりこのくらいの焦点距離を使うと大気の関係か陽炎のような写真になってしまうのは致し方ないと思います。



 AIR DOの離陸直後の写真です。

撮影直後に確認した時は中途半端に見切れていて、こりゃ失敗だ。と思いましたが、家に帰ってきてあらためて見直すと、ミサイルっぽくて、これもありかなと思い始め、お気に入りの一枚になりました。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F9.0 ±0.0EV 530mm相当 ISO200




SKY MARKの旅客機が着陸する瞬間です。

タイヤが地面とこすれて煙が出ているところが、いかにもな写真ですね。意外に簡単に撮れる写真故に煙の出方にこだわって何回もシャッターを切ってしまいました。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 430mm相当 ISO100



HANEDA INOVATION CITY(HICity)からの撮影です。

コロナ禍の影響で欠航便も多い旅客機が集まって駐機していたところを撮影しました。この写真で目視確認するだけでも10機はあります。

不謹慎ではありますが、これだけの数の駐機はなかなか見れないのでは?

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/640sec F8.0 ±0.0EV 200mm相当 ISO100


飛行機を撮影されている方の意見の中でレンズは換算300mm~400mmでは不足、換算500mmくらいからでないとまともに撮ることができない。という意見が多いことも、あながち間違いではないと感じました。

換算300mm程度では実際のところ迫力のある写真は撮れません。

また遠方の被写体は大気の影響が出るのか陽炎みたいのものが顕著になります。今回購入した超望遠レンズはエントリーレンズに分類されますが、マイクロフォーサーズ規格だけあってよく写ります。

最大換算600mmは旅客機撮影においては、今までに比べて余裕を持った構図で撮影することができました。コロナ禍が収束したらこのレンズを使って、動物園でタカとかフクロウとかを試したいと思います。



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ようやく超望遠レンズを持って羽田空港に行くことができました 〜その壱〜

2021年06月19日 08時26分53秒 | 飛行機

 今年初めに超望遠レンズを購入して、まず行かなければ、いや行きたかった場所だったのですが、何かもったいなくて行かなかったのが羽田空港です。

羽田空港は川崎駅から近いので、会社帰りに寄ることも可能なのですが、今回はわざわざ有給を取っての挑戦です。天候は抜けるような晴天ではなかったのが残念ですが、超望遠レンズの御利益は大いに感じることができました。


まずはタイトル写真です。AIR DOのB737とモータボートと東京ゲートブリッジです。換算250mm程度で超望遠でもないのですが、一期一会的で気に入ったのでタイトル写真にしてみました。



これこそ、まさに『THE 航空機写真』ですね。
ちょっと霞かかっているのが残念ですが、地上のビル群も写っていたので空を飛んでいることがよくわかる写真になりました。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F9.0 ±0.0EV 450mm相当 ISO200



後方からの撮影です。この圧縮効果こ超望遠の真骨頂です。換算560mm程度になります。奥に駐車している旅客機と手前のものとの距離はGoogleMapで確認すると400m以上は離れているようです。
こんなに駐機している姿が見ることができるのもコロナ禍の影響かと思いますが、なかなかの姿ですね。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 560mm相当 ISO100

離陸後、空に吸い込まれるように飛び上がる姿を撮影することは飛行機撮影の醍醐味です。霞んでいた空はだんだん抜けて青空になってきました。
それでも換算360mm程度です。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1250sec F9.0 ±0.0EV 360mm相当 ISO200

思えば最初に羽田空港で飛行機目的に撮影しにきたのは2007年の頃、オリンパスの望遠コンパクトカメラC-755 Ultra Zoomで撮影したのが最初でした。
その時は散々で離着陸の飛行機を狙うことはカメラのAFが追いつかず、結局駐車している飛行機を狙って撮影し、さらに夏真っ盛りの昼過ぎだったため、霞がかかった結果ばかり、その時は今の機材じゃこういうところで、いい写真は撮れないんだ。と感じたものです。
次に羽田で撮影したのは、その数年後にマイクロフォーサーズのE-P3と14-150mmを入手してからです。その間にもフォーサーズの一眼レフ、ダブルズームキットを持っていたのだから一度くらい行っていても良いと思うのですが、飛行機撮影自体に興味を示さなくなったからかも知れません。
子供も小さかったので羽田に行くほど被写体に困っていたわけではなかったのでしょう。
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20年前のカメラを新品で手に入れたので東京駅に行ってきました

2021年06月12日 08時06分16秒 | カメラ

先日ひょんなことからオリンパスのC-4040ZOOMという2001年発売のコンパクトデジタルカメラを入手しました。20年前の製品ですが流石に新品を入手できるとは思ってもみませんでした。当時は高嶺の花だったハイエンドのデジタルカメラです。大事に丁寧に扱っていこうと思います。


さて、軽くスペックの説明をすると、

・画素数は約400万画素(ソフトウェア補間で768万画素)

・焦点距離は換算35mm〜105mm

・F値:F1.8〜F2.6とかなり明るいですね。シャッタースピードが最大1/800なので不本意ながら絞って撮影することも度々。

・マクロモード時で20cmまで接近可能。もうちょっと寄りたい。

・感度:ISO100〜ISO400はなかなか暗所では厳しいです。

撮影テクニックを駆使したくなるスペックですね。ちなみに画素補間で768万画素で出力する機能については当時は「それってインチキ?」と高画素信仰者たちに叩かれていましたが、それもまた懐かしいですね。



説明するまでもありませんが、東京駅丸の内口の駅舎です。

このレンズ、素性は良いのですが樽型歪みが出ます。最近のカメラはカメラ内ソフトウェア補正でほとんど見られない現象なため、一周廻って新鮮に見えます。

※ C-4040ZOOMで撮影:1/500sec F6.3 ±0.0EV 35mm相当 ISO100


丸の内南口の天井模様です(丸の内北口にも同様のものがある)
ここもよく撮影する場所ですが、このカメラの広角側(35mm相当)では六角の外側模様さえも入りません。
私が広角に興味が出て機材を揃えたのも、ここの模様を入れた撮影をしたいという理由がありました。
24mm相当やGoProとかだと側面の壁とかを入れることはできるのですが。
※C-4040ZOOMで撮影:1/25sec F1.8 ±0.0EV 35mm相当 ISO100


三菱一号美術館です。こちらも東京駅の駅舎同様赤レンガ造りです。
冬場であればイチョウの葉も落ち、美術館の全景もよく見えます。
※C-4040ZOOMで撮影:1/800sec F2.6 ±0.0EV 42mm相当 ISO100


東京フォーラムまで足を伸ばしてみました。
この船の竜骨を模したオブジェのあるガラス棟を撮影する時の注意点として、露出が竜骨部とホール部で、えらく差があることです。
今時のデジタル一眼カメラであれば自動でいい感じに仕上げてくれるのですが、このC-4040ZOOM、ハイエンドとはいえ20年前のカメラのため、シビアな露出調整が必要になります。結果、上々の写りを得ることができましたが、そのための試行錯誤もまた楽しいです。
※C-4040ZOOMで撮影:1/400sec F1.8 ±0.0EV 36mm相当 ISO100

今回は21世紀の幕開けを担う意欲的なデジタルカメラであるC-4040ZOOMで撮影してみましたが、やはり定価が10万円超えするだけあってか、外装はシボ加工で高級感は十分あり(材質はプラだけど)、写りもテクニックを駆使しつつ発信の場をこのようなブログのように工夫をすれば、まだまだ使えることを確信できました。もう少しこのカメラ使ってみようと思います。

最後はKITTEより東京駅の駅舎を撮影しました。
こちらも定番の撮影スポットです。あらためてレンガ造りはいいですね。
ほとんど関東大震災で。崩れてしまったようですが、明治時代や大正時代の東京はこんなレンガ作りの建築物ばかりだったようです。
昔の建築様式ですがいつ見ても「モダン」という言葉が似合いますね。
これからレンガ建築をテーマに散歩してみるのも悪くないかも知れません


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山形城に行ったけどホテルからの眺望が思いのほか凄かった

2021年06月05日 08時05分13秒 | 建築物

先日会社の出張で山形県の山形駅を降りる機会があったので、仕事が終わった後、駅前にある山形城へ見学に行ってきました。


まずはホテルにチェックインする際、フロントにいく途中にある展望台の窓の外を見てビックリしました。それが上のタイトル写真です。

地上25階と夕日の時間帯、エレベータを降りると目の前に入ってきたこの大パノラマには度肝を抜かれました。

思わず旅のお供としているE-P3ではなく手元のiPhone11で撮影しました。



山形城の見所である本丸一文字門です。

山形城は城の顔である天守閣はありません。この本丸一文字門も修復されたものとなりますが門につながる橋にはすでに貫禄があります。さらに写真右側には天守閣が立つ指定席のように石垣が積まれています。相変わらず時間がなかったため、じっくり見ることもできなかったのですが、もっと見所はあったと思います。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F9.0 ±0.0EV 40mm相当 ISO200




最上義光像です。

上杉景勝の家臣である直江兼続との戦いが私の中では最上義光を有名人にしています。どちらかと悪役のイメージが強いのですが、今度は良い面を探してみようかと思います。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F10.0 -0.3EV 50mm相当ISO200



二ノ丸東大手門を正面に撮影しました。

土日にも関わらず、やはりコロナ禍の影響か親子連れ程度の人出でした。

ここは線路の上の陸橋になっており「撮り鉄」の方々が何人かいました。良き撮影スポットのようです。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/400sec F10.0 ±0.0EV 40mm相当 ISO200



タイトル写真と同じ場所から撮影した夜景になります。

こちらもiPhone11で撮影しました。手持ちでの撮影ですが本当に素晴らしい。iPhoneってやっぱりすごい。

※ iPhone11で撮影:1/4sec F1.8 ±0.0EV 26mm相当 ISO800


この夜景を見る限りだと、あまりの写りの良さに悲しいかな一眼カメラなんていらないのでは?

という気分になってしまします。

それでも私にとってiPhoneがメインカメラになることはないでしょう。これは「いい写真」を撮りたいのではなく、私はカメラを所有し持ち歩くことに重きを置いているのかな?などと考えてしまいます。


コメント (2)
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