川崎市宮前区の東急玉川線宮崎台駅前にある「電車とバスの博物館」に入ってみました。
小学生男子を対象とした子供向けと博物館と舐めてかかっていましたが、展示されている実機の迫力に圧倒されずにはいられませんでした。
博物館は、ほぼ駅と直結しており、タイトル写真は駅構内にある看板となります。A棟・B棟構成になっておりますが、現在はA棟のみ解放されているようです。
展示内容はバスや東急電鉄の車両の実機展示、Nゲージ等ジオラマを含めたミニチュア展示、実機やNゲージを利用したシュミレータと多彩です。
東急デハ200形電車です。実機がそのまま展示されていました。
1955年に製造されたとあります。
航空機を参考にしたためか、独特なデザインに目を惹きます。これが路面電車で走っていた当時はまさに未来的だったと思います。
※ Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/100sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO50
休憩所のベンチにボックス席のシートを使用していましたが、思わず特急電車の座席の展示と勘違いしてしまいました。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO125
デハ3450形の車内になります。
戦前(1931年〜1936年)に製造され、1989年までの約60年間も活躍していたと記載されていました。
天井に設置してある扇風機が懐かしい。
※ Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/50sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO250
Nゲージを使用した大規模なミニチュアが展示されていました。
私が少年期の頃から金額や設置面積の問題で周りの友人にも所有している子はいなかったせいか、思わず目を奪われてしまいます。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/100sec F1.6 ±0.0EV 78mm相当 ISO80
別設置されている同様のミニチュアですが、車両に小型カメラを搭載し、奥に見える操作コンソールを使ってシュミレーターの様に操作できるようにしたものです。
実際コンソールには非常に臨場感のある画像が映し出されていました。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO64
博物館は1階と2階のみで構成されており、館内は車両の実機やカットモデル、Nゲージなどのミニチュアやシュミレーターなど所狭しと展示されているせいか、ギュウギュウ感は拭えませんが、電車やバスが大好きな少年たちには非常に受けが良いようで、来館者のほとんどはファミリー層でした。
そんな中での1人オジサンの見学者はちょっと気恥ずかしかったせいもあり30分ほどで出てきてしまいましたが、それでも博物館の迫力と良さは伝わってきました。
入場料金も大人200円ということで気軽に行くことができました。