カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

まだ色づき始めた鎌倉の紅葉を真っ盛りに仕上げてみた

2021年11月27日 08時05分15秒 | 紅葉

小春日和が続いていたため、まだ見頃ではないと感じつつも11月の半ばに北鎌倉の円覚寺に紅葉の撮影に行ってみました。

予想通り彩りはまだまだでしたが、数少ない色づいた紅葉を真っ盛りに見えるよう演出したつもりです。

なお、今回使用した機材はCANON EOS 7Dに標準レンズはEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM、望遠レンズはEF70-300mm F4-5.6 IS USMを使用しました。


まずはタイトル写真ですが、円覚寺の山門をバックに紅葉を入れてみました。

私は紅葉やら桜やらと目的を持って写真を撮る際は前日に「こんな写真を撮ろう!」とイメージしておくことが多いのですが、紅葉の量がかなり少なかったのですがイメージに近い写真が撮れたのでは程々満足できました。 



数少ない、真っ盛りな紅葉を見つけたので見上げたアングルで撮影しました。

どうしても紅葉は「もみじ」。光の具合は「透過」が大好きなのでこのような写真が多くなるのですが、撮影日はまだ紅葉しきっていない葉が多かったのでそれが「色のむら」となってしまいました。

※ EOS 7D EF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/100sec F11 +0.3EV 265mm相当 ISO400 



こちらの写真は私の大好きな対角線構図です。右上から左下にかけてぶら下がる紅葉の葉をアップで捉えています。多少枯れている葉が混ざっているため美しさに欠けますが、逆に自然な感じを表現できたと思っています。

※ EOS 7D EF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/100sec F5.6 +0.3EV 480mm相当 ISO400



円覚寺総門からの撮影です。

今までの写真からだと「なんだ数少ないとか言いながら、結構赤く染まっているじゃないか!」と思われるかもしれませんが、実際はこのような状態でした。満開(照紅葉と表現した方が良いのか)は12月初旬と予想しています。何とか良い日頃を見つけて人の少ないシチュエーションで撮影したいものです。

※ EOS 7D EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMで撮影:1/30sec F3.5 ±0.0EV 28mm相当 ISO100


さて私のような紅葉を撮りにきている方々が来ていると予想はしていたため、機材に「ハク」をつけることも考え、いつものOLYMPUSではなくCANONで臨みましたが蓋を開けてみればなんとSONYで撮影している人が多いこと。ミラーレスにおいてはSONYのシェアがかなり高いとカメラ雑誌やネットの記事では見たり聞いたりしていましたが、実際目の当たりにしてビックリしました。OLYMPUSのPENシリーズ使っている女性を以前は良く見かけましたが、最近は富士フィルムのカメラを女性が持ち歩く姿を良く見ます。レトロなデザインが受けているんだと思います。

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10年以上使ってきたEOS Kiss IIIを買い換えることにした

2021年11月21日 08時15分36秒 | カメラ

私が現在利用できるフィルムカメラは以下の3つになりますが、全て中古で入手したものです。

  • CANON EOS KISS III

  • OLYMPUS L-30

  • PENTAX ESPIO140M

実は最初にNew EOS Kissを入手していましたがシャッター幕の加水分解がかなり進行していており画質に思いっきり影響していたので、早々にEOS Kiss IIIに買い替えました。それから早10年、2021年の現在でもすこぶる調子はいいのですが問題が発生しました。撮影日時を焼き付ける機能がEOS Kiss IIIは2019年以降は設定できない仕様だったのです。

無理して日付を焼きつける必要もないのですが、フィルムカメラにはExif情報もないため、日付焼きつけ機能がないといつ撮ったかわからなくなってしまいます。

一度、2020年=2010年として一本撮影してみたのですが「なんか違う」感がメチャメチャあったので、やはり新しいものを入手しようと思い立ちました。

候補としてはシャッター幕の加水分解対策ががなされている機種で(EOS-1系は最初から対策されているようです)ちょっと高級機を目指してもいいかなと思いました。


流行りのフィルムカメラは一眼レフもコンパクトカメラもフルマニュアルであることが前提のようです。私が所有しているOLYMPUS L-30なんて一番遠い場所にありますね。L-30はコンパクトタイプでもないし一眼レフでもない、さらに未来チックなデザインとフルオート、こんなの使うなら今どきのデジカメがいいよね。って言われても言い返すこともできません。

フィルムカメラなら何でもいいというわけでもない世界のようです。


高級機を候補にしようとといっても流石に中古でもかなりの高額なNikonのFM2やOLYMPUSのOMシリーズなど購入するほどハマっているはずもなく。かといってEOS-1VとかEOS-1Nとかを候補に挙げてみた所でも、キタムラの価格は軽く3万円は超えてきます。

ということで、素直にEOS Kiss IIIの後継を選ぶことにしました。

EOS Kiss5 Kiss,Lite,Kiss 7あたりでしょうか。結局選んだものはお手頃なEOS Kiss 5でした。


フィルムや現像費用の高騰から最後の撮影となるであろうEOS KISS IIIの作例を紹介します。

EPSONのフラットベットスキャナGT-X770にて取り込みました。



風鈴祭の写真です。ブログにも2021/7/25付で載せていますが、こちらのフィルム写真は色被りしています。現場での光の捉え方や、スキャン前後のテクニックがものをいうと思いますが、そういう面では私はまだまだですね。



川崎大師の八角五重塔です。建物の方に露出を合わせているので当然空は白飛びしています。今どきのスマホであればHDR機能でどちらも綺麗に光をとらえるところですが、さすがにフィルムカメラではそんな機能はありません。



山下公園の埠頭から撮影しました。私好みの消失点を使った遠近感のある写真が撮れました。

デジカメのように連写して後から選ぶという方法がコスト的に難しいため、一枚一枚のシャッターが貴重であり緊張します。


やはりフィルムカメラは撮影する被写体を選んだり、光の当たり具合を熟考したりなど、デジタルカメラに比べて気を使うことが多いなと感じました。

その割に撮影した写真の画質はデジタル一眼には及ばす、下手すればコンパクトデジタルカメラにも届かないなんて写真もあります。そう思うとフィルムカメラの中途半端感が拭えません。

そもそも比較するのではなく、別の表現ツールとして扱うべきものなのだと感じさせられました。


コメント (5)
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スマホもいいけど、やっぱり一眼カメラは手放せない

2021年11月13日 08時03分23秒 | 日記

OPPO Reno Aのおかげかスマホでも綺麗な写真が撮れ、またそれ以外の利便性も知ることができましたが、使い勝手や携帯性を考慮せず画質だけ考えた場合、やはり一眼カメラの方がいいということも知ることが出来ました。


ということで一眼カメラであるOLYMPUS MD-D E-M1で葛西臨海公園・日本科学未来館を撮影した写真を作例として掲載します。


まずはタイトル写真、日本科学未来館のラウンジから撮影した「ゆりかもめ」です。鉄道写真はほとんど撮らないのですが、このカーブを走る車両を見たら思わず連写でシャッター切っていました。撮り鉄の気持ちがちょっとわかった気がします。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/800sec F9.0 -0.7EV 300mm相当 ISO200



葛西臨海公園で、JALの旅客機を見かけました。そこそこ低空で飛行していたこととE-M1の速いAFのおかげもあり、超超望遠レンズで難なく捉えることができました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/400sec F8.0 ±0.0EV 280mm相当 ISO200



使い回しではありますが東京ゲートブリッジです。葛西臨海公園は若洲海浜公園の次に狙いやすい場所ではあると思いますが、やはり遠いです。

橋のたもとを走る車両を確認できるのはやはり超超望遠ならではであり、素晴らしいの一言です。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F14.0 -0.3EV 600mm相当 ISO200



日本科学未来館のラウンジからの撮影です。レインボーブリッジを近くに見ることができるロケーションではありますが、お台場は高い建物も多いため、橋の全貌をみることはできませんでした。代わりに東京タワーとのコラボで撮影することができました。実際は3km以上離れていますが、望遠レンズの圧縮効果で近くにあるようにみえます。

また偶然ですが、右下にお台場の自由の女神が映っていました。台座まで写っていれば印象が違ったと思いますが、中途半端に下半身が見切れていることにより、遠近感がおかしな写真となりました。狙ったわけではありませんが面白いですね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F11.0 -0.7EV 200mm相当 ISO200



葛西臨海公園より同公園内の観覧車を狙いました。この緻密な鉄骨の組み合わせをシャープに捉えるオリンパスのカメラの描写がたまりません。こんなので喜んでいるのは私だけかもしれませんね。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F13.0 ±0.0EV 600mm相当 ISO200



アートフィルタの作例も掲載します。

葛西臨海公園内の海岸から撮影しました。徳島のオーシャン東九フェリーだと思われます。望遠レンズの圧縮効果なのか比較的近くに見えますが、きっとかなり離れているんだと思います。

アートフィルタの種類はブリーチバイパスを適用しました。当日はかなりの晴天でしたがブリーチバイパスの効果は意外にも異世界な感じの表現をしてくれました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/640sec F11.0 -0.3EV 550mm相当 ISO200 アートフィルタ:ブリーチバイパス適用



葛西臨海公園の曼珠沙華です。

アングル的にあまり気に入った写真ではないのですが、青系の写真が多かったのでここで赤をつかった華やかな写真を投入しました。

柵が設置されており近くまで寄れなかったため望遠レンズでの撮影です。

10m程度は離れていたと思います。

納得いくアングルではなかったのですが、やはり望遠レンズは便利です。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F8.0 -1.0EV 600mm相当 ISO200


やっぱりカメラはいいですね。

写真機としてのスマホの価値も理解していますが、やっぱりメカとしてのカメラを愛でることは楽しいです。おかげで写真が好きなのかカメラが好きなのか、わからなくなっています。

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ガラケーのカメラ機能。案の定使えるのだけど意外な欠点が潜んでいた

2021年11月07日 09時37分31秒 | カメラ

突然ですが、10年前に購入したガラケーは廃棄されず目覚まし時計として使っています。 

最初のスマホであるiPhone6を購入した時、そのガラケーをショップで処分してもらっても良かったのですが、 定価の4万円程で購入したこともあり (1円購入など総務省のお達しで規制されていた頃だった)貧乏症な性格もあってか残しておいたのです。

それがタイトル画面にもあるPanasonicのP-05Cです。


そもそも「ガラケー」は「ガラパゴス携帯電話」の略称であり、ダーウィンの進化論における、ガラパゴス諸島の特異的な生態系になじらえ「日本独自規格」である赤外線機能やワンセグなどが象徴的に語られる「昔の携帯」「スマートフォン前の携帯」を指します。


このガラケーには「ストレート型」「スライド型」そして皆さんご存知の「折りたたみ型」の三種が代表的なものです。

  • ストレート型:小型が利点。画面及びボタンが小さい短所が目立つ。

  • スライド型:ボタンは小さく画面は大きいことが特徴。大画面が露出するため几帳面な日本人気質からちょっとズレる。

  • 折りたたみ型:大型な画面とボタンが特徴。折りたたむことにより面積が半分になり、画面も内側に折り込まれるためなるため画面が保護される。よって折りたたみ型携帯以外は変異種と思われるほど普及したデザイン。

当時私がP-05Cを選んだのは、猫も杓子も折りたたみ型の携帯ばかり、個性を出すにはそれ以外のストレート型かスライド型を探していました。

その中、ぱっと見コンパクトデジタルカメラと見間違えるデザインをしたP-05CとP-03Cに目を奪われました。価格は下位機種であるP-03Cだったのですが、P-05Cのマッチョな感じと光学式手ぶれ補正(O.I.S.)がえらく気に入り、嫁さんの反対を押し切って購入したのです。



こちらがP-05Cの操作面及び画面側になります。

今となってはユニークな形状と言わざる得ません。

折りたたみ型にくらべるとやはり数字キーがかなり小さいです。

最大の特徴はスマホにはあたりまえにある、インカメラが存在しません。とうことはフェイスミラーや経験と勘頼みで自撮りすることになります。



山下公園の氷川丸です。

ピントが若干甘いところが時代を感じさせます。2011年7月発売とのことですが、まさにコンデジ全盛の頃ですね。

※ Panasonic P-05Cで撮影:1/2sec F2.8 ±0.0EV 27mm相当 ISO50




同様に山下公園から桜木町方面を撮影してみました。

これはよく撮れたと思います。

ガラケーでもこんな綺麗な写真を撮ることができたんですね。ちょっと感動です。

※ Panasonic P-05Cで撮影:1/2sec F2.8 ±0.0EV 27mm相当 ISO50



川崎ラチッタデッラです。

天気が良かったこともありますが、空も外壁もいい色出しています。流石に1000万画素オーバーは伊達じゃない。

※ Panasonic P-05Cで撮影:1/2sec F2.8 ±0.0EV 27mm相当 ISO50


いつものように「まだ現役で使用できる」といいたいところですが、やっぱり使いこなすのは難しかったです。限りなくコンデジに近いデザイン(下手するとコンデジより小さい)は、私の琴線に触れるものであり(だから当時購入したんですが)撮影された写真は十分現役でいけるのですが、今時のスマホの画面画質にに比べると液晶が見にくい(劣化しているのかも)ことはかなりのストレスであり、撮影を困難にさせます。

こんなに手間をかけて撮影する必要があるのなら、一眼デジカメで撮影した方が楽しいです。


コメント (8)
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