カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

ばら苑にいったら一分咲き、と言われてしまいました

2023年10月28日 08時43分48秒 | 

川崎にある藤子・F・不二雄ミュージアムの隣の「生田緑地ばら苑」で撮影してきました。今は無き向ヶ丘遊園内に1958年に開苑され、向ヶ丘遊園が廃園になっても年に2回の期間限定で公開されているばら苑です。


撮影した日は2023年10月21日でしたが、現場に掲げられた看板を見ると「本日の薔薇は1分咲きの状態です」との文字が!

ネット情報を事前に確認せずに行った私のミスですが、さすがに「1分咲き」には驚愕しました。関東でも多少涼しい日が続いたので甘く見ていました。


タイトル写真は透過光を狙って白い薔薇を下から撮影してみましたが、なかなか思い通りの描写は出来ないものです。



こちらはオーソドックスに上からの撮影です。天気が良かったせいもあり、余計な影が目立ってしまっています。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F8.0 -0.7EV 440mm相当 ISO200



こちらは薔薇ではないですが、見事な紫色を放っていたので撮影しました。

アメジストセージと呼ばれるものだと思います。

目を引く紫色は花では無く「萼(がく)」とのこと。Google Lensでの検索結果なので、間違っていた場合はご容赦を。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F8.0 -0.7EV 480mm相当 ISO2000



何とか良い状態で全体的に黄色い花びらのバラを見つけました。

赤いバラを掲載しなかったのは、バラなどが放つ「強烈な赤」はデジカメで撮影すると微妙な明暗差が表現できず、色飽和を起こしてしまうためです。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F8.0 ±0.0EV 310mm相当 ISO400


一分咲きということでかなり残念ではありましたが、逆を返せば状態の良い花も多く、もともと群生の写真では無く単体の花を狙うつもりであり、実際持って行ったカメラ機材もOLYMPUS OM-D E-M1と換算最大600mm相当まで近づける、M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを組み合わせた「超々望遠セット」なので、あまり影響はありませんでした。


なお天気が良かったことが逆に仇になってか、花びらが花自身の強い影になってしまい必要以上にコントラストが高い写真になることもしばしばでした。

ストロボを持って行けば緩和できたかもしれません。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肥後細川庭園の箱庭感がかなりの好印象でした

2023年10月22日 08時36分32秒 | 東京

神田川の上流に向かう散歩をスローペースで進めています。

庭園やホテルで有名な「椿山荘」が神田川沿いにあることは、Google Mapで確認するまで知りませんでしたが、その椿山荘の隣にある「肥後細川庭園」に寄り道しました。


肥後細川庭園は幕末期に肥後熊本54万石の藩主細川越中守の下屋敷だったそうです。軽い気持ちで寄ってみましたが、とても良い庭園でした。


タイトル写真は、奥にある大正ロマンの雰囲気を残す「松聲閣(しょうせいかく)」を中心に神田川同様、池のリフレクトを入れて撮影しました。都会の中にもかかわらず、強く四季を感じることができる、まさにリアル「箱庭」。



りっぱな松の木を見つけたので撮りました。大きさもさることながら、枝振りがとても立派で印象に残ります。

※Apple iPhone13で撮影:1/2967sec F1.6 ±0.0EV 32mm相当 ISO50



タイトル写真の逆位置から撮影したものです。

マンションが悪いわけではないのですが、せっかくの庭園も文化的な建造物が入ってくるだけで風情が下がってしまうのが不思議です。

※Apple iPhone13で撮影:1/2899sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



肥後細川庭園の隣にある椿山荘の一部を神田川沿いから撮影しました。

雰囲気ある門構えから、中の建物は何に使われているのか?歴史ある建物なのか?などと妄想するのも楽しいものです。

※Apple iPhone13で撮影:1/2222sec F1.6 ±0.0EV 30mm相当 ISO50


この庭園はたいしたものです。

東京都内の庭園は良く手入れされているところが多いですが、アピールもされていないので、人が賑わうことは少ないと思っています。その中でも肥後細川庭園はお宝を見つけた気分です。


しかし公共機関でのアクセスがあまり良くないのが玉に傷でした。

帰りは都電荒川線で山手線の大塚まで出て川崎駅まで帰りましたが、たっぷり1時間かかってしまいました。

せっかく都電に乗ったのに、その勇姿をカメラに収めておくのを忘れてしまったのが非常に残念でしたが、またここに来る理由ができました。楽しみです。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神田川を上流へ上ってみたら、かなりクサかった

2023年10月14日 08時29分12秒 | 東京

神田川の上流に向かう散歩をスローペースで進めています。

小石川後楽園の続きでJR飯田橋から東京メトロ江戸川橋駅あたりまでの景観を撮影してきました。


どの機材を使用するかチョイスするのも楽しみの一つなのですが、iPhone15も発表されたこともあり、手持ちのiPhone13のみで撮影に臨みました。


タイトル写真は飯田橋駅前の歩道橋で、やたら薄っぺらいビルを見つけたので撮影してみました



神田川の上を通る首都高速とビル群が綺麗にリフレクトしていました。iPhone13は自動でHDR撮影されるので、白とびや黒つぶれが抑えられた画像処理がおこなわれますが、肉眼でも暗い首都高速の裏側が綺麗に映し出されていることは、かなりの違和感でした。

※Apple iPhone13で撮影:1/827sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



凸版印刷の本社ビルの横を通りました。巨大なビルが印象的だったので首都高速とあわせてのランデブー撮影としました。こちらも高いHDR効果から非現実感が際立ちます。

※Apple iPhone13で撮影:1/5319sec F1.6 ±0.0EV 33mm相当 ISO50



江戸川橋駅前に流れる神田川沿いの江戸川公園です。

神田川に江戸川とは、これ何ぞや?という感じですが、川沿いの良い公園でした。

※Apple iPhone13で撮影:1/171sec F1.6 ±0.0EV 48mm相当 ISO50



同公園内にあるツイン滑り台です。

誰もが目を奪われる特徴的な造形です。

さすがに年齢的にも滑ることはかないませんでしたが、かといって遊んでいる子供を見かけることもありませんでした。

※Apple iPhone13で撮影:1/362sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50


取水制限でもあったのか川に流れがなかったせいか、かなりの臭いを漂わせていました。そういえば私が小学校の頃は隅田川も四六時中臭かった記憶があります。


※「神田川沿いの江戸川公園」に似た例だと「隅田川沿いの墨田区にある隅田公園」がありますね。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都内の箱庭である東京都庭園美術館の居心地が良かった

2023年10月08日 08時54分28秒 | 東京

東京都内には都営や民間で運営している庭園が多くあります。その中でもJR目黒駅から程なく近い「東京都庭園美術館」へ行ってきました。


タイトル写真は「西洋庭園」になります。

非常に手入れが行き届いている庭園が写真からわかると思います。当日も3名の方がひっきりなしに手入れを行っていました。

芝がフカフカであったことも納得です。



併設されている美術館の「本館」です。

左側に「新館」が見えます。

新館といっても昭和38年(1963年)竣工とのこと。

50年以上前の建物を新館と呼ぶということは、本館の竣工はいつかと確認したところ、昭和8年(1933年)に完成したようです(参考:Wikipedia)

美術館自体の開館は1983年ということなので100年クラスの建物になります。外観的にはそんな風に見えません。

撮影前に情報を得ていたら、絶対中に入ったのに!次の機会があったら必ず中の見学をさせていただこうと思いました。

※E-M1 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/500sec F7.1 +0.3EV 50mm相当 ISO200



安田侃作の「風」と題名のついた大理石彫刻を撮影してみました。

そちら側のセンスが疎い私としては理解し難いですが、きっと彫刻の穴に風が通るという意味なのだと解釈しました。

※E-M1 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/320sec F6.3 +0.3EV 50mm相当 ISO200



桜の巨木の幹を撮影しました。

最初は松の巨木かと思いましたが、葉の形を見てサクラであると気づきました。

この幹のブロックが私の拳くらいの大きさであると言えばどれだけ巨大なのか理解してもらえると思います。

※E-M1 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/60sec F2.8 -0.3EV 50mm相当 ISO1250



松の巨木を見上げる構図をGoPro7 Whiteで撮影しました。

GoProの超広角レンズ歪みによってとても面白い写真が撮れましたが、iPhone13の超広角レンズでも同様の写真を撮影することが出来てしまうことが悩ましい点です。

※GoPro Hero7 Whiteで撮影:1/970sec F2.8 ±0.0EV 16mm相当 ISO100


東京都庭園美術館は動画撮影をNGとしているようです。

動画撮影は美術館内を対象としているようなので庭園では問題ないと思われますが、極力動画撮影は控えました。せっかくGoProを持ってきたのに残念でなりません。


様々なカメラやレンズを持参して撮影を行ったのですが、自動HDRなど補正効果がかなり強いにもかかわらずiPhone13の画質はすばらしいです。タイトル写真がそれになりますが、万人が好む画質を心得ている!と言わざる得ません。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする