カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

被写体を探していたら自転車がとんでもないことに気づいた

2024年01月13日 08時33分51秒 | モノクロ

久しぶりにモノクロ写真を撮る目的で東京に出るために川崎駅にきたところ、ラゾーナ川崎の駐輪場の盛況ぶりを目の当たりし、やっぱり川崎で被写体を探すことにしました。



iPhoneカメラのフィルタ「ノワール」での撮影です。

明暗差が激しく写せるフィルタで、オリンパスのアートフィルタ「ラフモノクローム」ほどではないですが、非日常的な写真に仕上がります。

※Apple iPhone13 広角カメラで撮影:1/370sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



Nikonの人気機種、Zfのモックです。量販店に様々な色のレザーを貼り付けた、メーカカスタマイズのモックたちが陳列されているので撮影してみました。慌てて撮影したせいもあり、アオリが目立ちます。


最新の機能とレトロなデザインを兼ね備えた人気機種ですが、未だにオリンパスのE-P3のデザインがサイコーと思っている私にとってはデザインで触手が伸びることは無いのかもしれません。

※Apple iPhone13 広角カメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO100



タイトル写真は混み合った駐輪場でしたが、一変場所によってはガラガラの駐輪場もあるものだとカメラを向けたところ、駐輪禁止区域に止められている自転車でした。

ロードタイプの自転車にもかかわらず駐禁していたことが悲しかったです。

※Apple iPhone13 広角カメラで撮影:1/3135sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50


格好いいモノクロの写真をどこで撮ろうか?と思案していましたが、意外にまだ近くにもありました。要は見る視点を変えれば、面白い被写体はどこにでもころがっているのだと感じた次第です。



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横浜大さん橋でモノクロに挑戦してみた

2023年09月09日 08時29分30秒 | モノクロ

モノクロ写真はカラー写真のように色情報が無いことが理由なのか玄人っぽい写真が撮れます。

さらに記録性よりも、作品性が高くなることがわかってきたよう感じています。

それを踏まえ、横浜大桟橋から「モノクロの海」をテーマに撮影しました。


タイトル写真は、ポツンと佇む「巨大な」飛鳥IIです。

飛鳥IIは豪華絢爛な大型客船ではありますが、それを小さくちょっと寂しげな写真に仕上げてみました。

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/640sec F9.0 ±0.0EV ISO200



結構なスピードで進む小型船を撮影しました。構図的にこの船舶をどこに配置するか悩みました。

視界から消えるまで10秒程度だったと思いますが、波の跡を飛行機雲に見立てることを思いつき、右側に配置して撮影しました。

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/640sec F9.0 ±0.0EV ISO200



横浜港に係留されていた繋離船の一つを大きくダイナミックに切り取ってみました。37mm相当の単焦点レンズで広角とは言いがたいスペックですが、広角レンズで撮影したような迫力になりました。

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/500sec F7.1 ±0.0EV ISO200



飛鳥IIの一部を右側に入れて、いかにも「桟橋から撮りました」感を出してみました。

横浜ランドマークタワーやヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、よこはまコスモワールドの大観覧車が奥に見えます。

どちらが主役のなの?と問われれば「両方です」と答えます!

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/3200sec F4.0 ±0.0EV ISO200


OLYMPUS PEN E-P3と単焦点レンズであるM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8という、機動力と画質を重視した組み合わせでの撮影でした。

海のロケーションにおいては青さに目を奪われるところですが、あえてモノクロにすることで時間が止まり、作品性の強い写真になるのだと思いました。



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モノクロを極めたくて横浜スナップしてみた

2023年06月24日 08時34分45秒 | モノクロ

モノクロをテーマに撮影することを何回かしていますが、モノクロームな被写体をモノクロ撮影するのではなく、あえてカラフルな被写体をモノクロで撮るという贅沢に挑戦してみました。


カラフルといえば町全体がカラフルな横浜中華街ですが、思いのほか混雑していたため、じっくり構えて撮影する余裕はなく、久しぶりにスナップで撮影しました。


タイトル写真は中華街の中央に位置するシンボルの善隣門(ぜんりんもん)です。

カメラ機材はOLYMPUS PEN E-P3とM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8を使用しました。

いつもなら気になる屋根付き被写体の強いコントラストも、モノクロだと味の一つとなるため気になりませんでした。



こちらも中華街のシンボルである「いちご飴」です。赤と黄色で構成されたいちご飴の極彩色カラーをあえてモノクロのコントラストと形状だけで表現する、これぞ贅沢の極みと思いました。しかし難しい。

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/320sec F5.6 ±0.0EV ISO200



コロナ禍も落ち着いた休日の中華街は若者を中心に激混み状態で、ところどころで人の流れが完全停止するほどの混雑といえば、混み具合は想像つくと思います。

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/250sec F5.6 ±0.0EV ISO200



中華街では必ず立ち寄る「関帝廟」の案内板を見かけました。「三国志」や「金運」のパワーワードに滑稽さを感じ撮影してしまいました。

「もどる」矢印もが、誘われているようで面白かったです。

※OLYMPUS E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8で撮影:34mm相当 1/640sec F7.1 +1.0EV ISO200

  • カラーで撮影しない。

  • ズームレンズは使わない。

というテーマはかなり制限されるものでしたが、撮影スタイルが「基本的にスピード撮影。でも時々立ち止まって撮影」というのが逆に新鮮で面白かったです。


昼時だったため、かなりの人手で撮影しやすい環境ではなかったのですが、もっと面白い被写体がこの中華街にはまだまだあるはずなので「モノクロ中華街」いつか二回目を掲載できたらいいなと思っています。


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亀戸天神の藤まつりをモノクロ撮影してみた

2023年05月20日 08時19分47秒 | モノクロ

亀戸天神の境内はそれほど広くはないですが、藤まつりの時期は藤棚を始め、本殿や太鼓橋、屋台の出店など、たくさんの見どころがあります。

そんな藤棚以外の見どころを、モノクロ写真で表現してみました。


タイトル写真は、鮎の塩焼きの屋台を望遠で撮影させてもらいました。炭火がバチバチいっていたのですが全く写真に反映されませんでした。残念です。



境内の中に架かる小高い太鼓橋から東京スカイツリーを撮影しました。

藤棚がまるで小さな森のように見え、面白く仕上がりました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/250sec F9.0 ±0.0EV 44mm相当 ISO200



本堂と藤棚を一緒に撮影するつもりが、藤棚を撮影する方々のユニークなポーズに目を奪われてしまいました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/200sec F5.4 ±0.0EV 140mm相当 ISO200



境内にある懐石料理店「若福」です。

老舗ならではの佇まいがノスタルジックな仕上がりになると期待していたのですが、フィッシュアイボディーキャップレンズで撮影したせいかもあり、不思議な写真になってしまいました。

※ E-M1 BCL-0980で撮影:1/125sec F8.0 +0.3EV 18mm相当 ISO800


私は仕上がりをイメージしてからカメラを構える撮影スタイルなので、カラーから色を除いた姿をイメージする時間がさらに加わり、 一枚一枚を撮るまでの時間がいつも以上にかかってしまいました。

持論ですが、タイトル写真の鮎をみてもわかる通り、モノクロ写真はカラー写真よりも時間を切り取るイメージです。


たくさん撮影した割には歌川広重の「名所江戸百景」にもある太鼓橋を使っての写真が撮影できなかったことが悔やまれます。次の機会には是非太鼓橋を使って印象的な写真を撮影できればと思っています。



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アメ横あたりの雰囲気を少年期の思い出とあわせてモノクロで表現してみた

2023年02月18日 08時13分07秒 | モノクロ

上野・御徒町といった、東京の中心に近い街にもかかわらず、ガード下やバッタ屋など、かなりカオスな商店街として位置する「アメ横」。

古い町並みというわけでもないですが、情緒あるセピア調で仕上げてみようと意気込んだものの、私の中で上品なイメージであるセピア調とアメ横の雰囲気が合致しなかったので、ここはモノクロで仕上げることにしました。


タイトル写真にある「アメ横」の看板。上野駅から御徒町駅まで続くアメ横商店街ですが、上野側の看板は「アメヤ横丁」の看板であるとのこと。

アメ横の名称の由来は様々在りますが、戦後の闇市を発端として上野側では「飴屋」が多かったため「アメヤ横丁」と呼ばれた説。かたや御徒町側はアメリカ軍の生活用品(横流しか?)を取り扱っていたため「アメリカ横丁」と呼ばれてた説がありますが、その二つを合わせて「アメ横」の名称におさまった説が一番有力のようです。

ちなみに私の小学校時代の記憶だと、アメ横のことを「アメヤ横町」と言っていたことはあっても「アメリカ横丁」と言った覚えはないですね。

横須賀のように外国人が多ければ、「アメリカ横丁」もしっくりきますが、記憶にあるのは高校時代の違法テレホンカードを売りつけるイラン人の方々くらいしか思い出せません。

ちなみに今のアメ横に「飴屋」があるかは不明です。



小学生の頃のアメ横は「臭い」「汚い」イメージがありました。

魚介類を扱っている店や乾き物を扱う店が多いので生臭いのは致し方ないと思いますが、汚いのは、いただけませんでした。

歩く人の身なりが汚い、道路にポイ捨てが多くて汚い、建物自体が汚い等々の記憶がありますが、ボンタンや中ランなどの改造学生服を販売していたのもアメ横しか無かったため、足しげく通った覚えがあります。



右側見切れていますが「二木の菓子」では駄菓子や乾き物を箱売りしており、小学生の頃は夢のような店に映りました。

当時はディスカウントストアも珍しかったゆえに、後ろに写るドンキホーテが時代を感じさせます。



※Amazonより引用


駄菓子の定番(だと思う)「クッピーラムネ」が箱で売られていました。今はAmazonでも購入できるため、希少価値はあまりありませんが、当時は一般消費者が問屋扱いのものを目の当たりにする機会が少なかったため、かなり衝撃を受けたことを覚えています。



御徒町から秋葉原に向かう住宅街の路地裏です。今にも電線の重みで倒れそうな電信柱など、中小及び零細企業が集まるエリアになります。

東京の中心に近くなるにつれ、このような風景が目についてくるのが東京下町の面白いところだと思います。


上野・御徒町を初めとする台東区は昔から大きな公園や空き地が少ないため、私が小学生の頃は路地をテクニカルに使った遊びが沢山ありました。

家と家との30cm程度隙間は子供達の秘密通路やダンジョンに。

整備が足りないガタガタのアスファルトの道路は「ろう石」によるキャンパスになったり。

野球をするスペースも無いため「ゴロベース」「カドぶつけ」※が日常的に行われていたり。(※かなりレア度高いワードなので読み流していただければ....)


などと思い出にふけりながら、アメ横と御徒町の町風景をブラブラしました。


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