カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

外出も自粛だしマクロレンズで遊んでみよう

2020年03月29日 17時07分13秒 | レンズ

コロナウイルスが世間を騒がせている昨今、私も外に出ることは控え、もっぱら家にこもっています。皆さんと同様、ネットで暇つぶしをしていたところ「マクロレンズって素晴らしい」的なサイトを見つけました。良い機会なので私もマクロ撮影をしてみることにしました。


実を言うと私は「Macro」の名を冠したレンズは所有していません。接写はもっぱらコンパクトカメラで行っています。

ここ何回かEOSの記事が続いたので、今回はメインのマイクロフォーサーズで紹介します。


今回は標準レンズである「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」です。このレンズは撮影距離的なマクロ性能はあまり高くありません。

最短撮影距離35cmです。

最短撮影距離は、被写体から映像素子までの距離になるので全長が長いレンズほど、レンズ先端が被写体に近づきます。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」の全長は8.3cmあるので(このレンズはズーム操作で伸び縮みしない)被写体からレンズまでのワーキングディスタンスは20cm前後になるため、

「え?結構近づいて撮れるんじゃない」ということになります。

20cmって私の場合手を広げた長さ程度なのでわかりやすいのです。


撮影カメラは大のお気に入り、かつ未だ現役のE-P3。

オブジェの高さは4cm〜5cm程度のものになります。


まずは広角側(35mm換算24mm)でギリギリまで近づいた状態。

最短撮影距離は実測で20cm前後(スペックは35cm)でした。結構寄れますね。



こちらは望遠側(35mm換算100mm)で撮影。広角側と違いちょっと離れた30cm程度。これもスペック以上に近づいて撮影することが出来ました。


これだけであれば多少マクロ寄りの標準レンズで終わるところですが、このレンズのすごいところはコンパクトカメラのような「マクロモード」があることです。レンズ側にマクロボタンがあり、それを切り替えるので、カメラ側に機能が有る無しは全く関係ありません。その代わり焦点距離は43mm(35mm換算86mm相当)に固定されます。


最望遠側で50mm(35mm換算100mm相当)で30cm程度までしか近づくことが出来ませんでしたが、マクロモード43mmでは20cm程度まで近づくことが出来ました。

これは%で言うと撮影距離的に30%程度近づくことができますが、ズームは15%広角側になってしまう、ということになります。数値だけ見ると「相殺されて大した違いはないのでは?」なんて思っていましたが、結果は私の予想を上回るものでした。



望遠端に比べてかなり近距離撮影になっています。ほぼドアップといってよいのではないでしょうか。でもこのレンズ、マクロモードが有るだけでマクロレンズではないのです。


こりゃあ俄然面白くなってきましたよ。花の撮影はあまり得意ではないため「マクロレンズ=花」のイメージが強く、あまりマクロレンズに興味はなかったのです。マクロレンズは花の撮影のみで使われると。


しかしこんな面白いレンズであれば、他のレンズも何本か検証してみる価値はありそうですね。

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EOS 7Dを持って羽田空港へ行きました 其の弍

2020年03月28日 05時37分22秒 | 飛行機

調子に乗って羽田空港で写真を撮りまくったので、前回に続きEOS 7Dで撮影した旅客機写真を続けます。

使用したレンズはこれも前回同様EF70-300mm F4.5-5.6 IS USM、今回これしか持って行ってません。旅客機撮るのに広角はいらないという判断です。

もし取りたい場合はGoProがありますし。

 


後方からのショット。解像感も良く満足に仕上がりました。青いラインが非常に映えます。

 


離陸後の写真です。

超望遠撮影のため後ろの工業地帯がかなりゆらいでいます。これも空港での撮影の醍醐味です。

 



ジェットエンジンを望遠で一杯に捉えてみました。この仕組みであんな大きな旅客機を空にあげているのは未だ想像つきません。



コメント (4)
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EOS 7Dを持って羽田空港へ行きました 其の壱

2020年03月24日 20時29分47秒 | 飛行機
EOS 7Dを購入してやはり試したいのは、所持している望遠レンズEF70-300mm F4.5-5.6 IS USMとの組み合わせです。
羽田空港国内線ターミナルにてその手応えを感じてきました。
 

 パッと見でもわかる、かなり全長の長い機体です。このサイズで収めるにはAPS-C向けレンズ300mmは必要です。
この写真が撮れる環境が近くにあることがやはり嬉しいという他ありません。
 
 Obbliガスのトラックです。
初めてObbliって名前を聞きましたが、三愛石油のことのようです。
ちょっと小型のタンクローリーですね。
かなり離れていましたが、綺麗に捉えています。
 
 
これもかなり遠くの旅客機を捉えたショットです。
天候はかなり良く、季節も冬の午前中だったのですが、白モヤがかかっていますね。
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EOS 7D を購入しました。

2020年03月21日 10時47分11秒 | カメラ
私が所有しているキヤノンのデジタル一眼レフはEOS 20Dですが、2003年発売というかなり古い機種なため、昨年末(2019年12月)にEOS 7Dを購入しました。
 
といってもEOS 7Dの発売は2009年と、これまた10年以上前の機種でありますが、EOS 7D Mark II発売までの2014年までAPS-Cクラスの最上位モデルだったため、本体の材質や作りはEOS KISS DIGITAL系の比ではなく。当時のレビュー記事を見直せば大絶賛の数々、提灯記事とはわかってはいても、あ~~所有欲が満たされました。
 
もちろんEOS 20Dも発売当時の2004年はAPS-Cでは最上位なポジションにいたことは確かで(※EOS 1D MARK IIはフルサイズ)運動会系の撮影にも十分ついていくことができるし、上野動物園の写真とか見ても十分な画質だと思うし、15年以上前のカメラでも十分現役でいけることは、わかってはいるのですが、15年以上前の製品というのは所々で古さが垣間見られます。

例えば9点AFとか今となっては寂しすぎますよね。実際のところ中央一点しか使わなくてもゾーンAFとか使いこなしてみたい。
人の意見に振り回されるわけではありませんがレビューなど見ると、かなりの高評価であることも踏まえ、キタムラで金額を確認したところ中古販売で程度の良い物が、なんと22,000円程度で売り出されていました。この金額が決め手でした。



ちょっと無駄遣いだったかな、と思いましたが、やっぱり最上位モデル(当時)はスゴい。
現在は後継機であるEOS 7D MARK IIでさえも6年も前の機種であり収束の域ではありますが発売はされています。現在のAPS-C一眼の頂点はEOS 90Dあたりになるのでしょうか。
 
ちなみにEOS 7Dのスペックを説明しておくと、画素数が1800万画素。1000万程度で満足している私にとっては十分な画素数です。逆にデータ量が大きすぎて取り扱いが面倒臭いぐらいです。
 
オートフォーカスは19点、中央1点で使ってきた私にとってはこれもオーバースペックです。結局中央9点のゾーンAFで使うことに落ち着きました。
 
EOS 20Dでは無かったISO感度のAuto指定、10年前からでも当たり前な機能ですがこれが搭載されたのはやっぱり便利。私は色ノイズによる画像の乱れよりも、シャッター速度による被写体ブレや手ブレによる画像の乱れが気になるタイプの人なため、ISO感度のAuto機能は必須です。私は上限をISO3200に設定しています。ISO6400以上は解像感が低下してしまい、それがピントが外れているように見えるためです。
 
EOS 7Dにしてかなり印象変わったのは、画質です。20Dと比べても綺麗になっていると思います。私の主観ですが、黒の締りが良くなった気がします(解像感が上がったというのでしょうか)CANONの絵作りであるモヤッと感は残っていますがワタシ好みの鮮やかな色調です。
 
今後EOS 20Dは必然的にお蔵入りになってしまうのがちょっと寂しいですが、CANONのデジタル一眼レフの世界を見せてくれたカメラとしてしばらくは使用し続けると思います。
コメント (2)
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大倉山の梅

2020年03月13日 22時04分47秒 | 
鶴岡八幡宮の梅が振るわなかったので、本命の大倉山で梅の撮影をしてきました。
まず梅園ありきの大倉山公園だけあって、見事な梅ばかりです。
「大倉山観梅会」のあとの早朝に行ってみました。

ちょっと一歩引いたポジションで梅の独特な枝ぶりをいれてみました。
花一つ一つのアップだと桜と見分けがつかない、なんて声をたまに聞きますが、こう見ると花のつき方が全然違うことがわかりますね。
後ろに写っている四角いボックスは街頭の一部です。あえて入れてみました。

前ボケを入れて奥行き感を出してみようとしましたが、どうも難しいですね。


枯れた梅の中で唯一生き残った梅一片。力強さを感じる一枚です。

見どころの一つである「淡路枝垂」を撮影するのを忘れていました。
見事な梅だけに非常に残念!
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