2015年に川崎市宮前区で発行された「みやまえ坂道ウォーク」冊子を参考に宮前区の坂道めぐりをしてみました。用意されていた6つコースの中で選んだものは、東急宮崎台駅前からスタートできる「街路樹と古い街道探訪コース」です。
川崎市宮前区に坂が多いのは、多摩丘陵の一部ということでしたが、タイトル写真の「長坂」と呼ばれる坂はその名の通り、緩い坂ではありますが長々と続く坂です。
序盤だったため、この時は意気揚々と上ることができました。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/3788sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
宮崎台駅前の「さくら坂」に立派な桜の木を見つけました。
駅前は桜並木になっているため、花見の時期に訪ればさぞ立派な桜がみられると思います。
※ Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/440sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25
スタート地点としたの東急田園都市線の「宮崎台駅」です。
春には先の立派な桜を見に行きたいですが、川崎駅からだと南武線の武蔵溝ノ口駅で乗り換える手間があるため、ちょっと足は遠のいてしまうかも。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/3534sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32
名もなき上り坂を撮影してみましたが、ややもするとただの放射線構図な普通の街の道路にしか見えません。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2105sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
こちらはかなり坂の特徴を出せたと思います。
今回はiPhone15で撮影したものが多かったですが、この写真は望遠レンズを使って撮影しています。
見事な圧縮効果を出している電柱に目を奪われてしまいました。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:160mm相当 1/400sec F8.0 ±0.0EV ISO200
ゴールの東急田園都市線「宮前平駅」前のS字坂道を撮影しました。
見上げる写真よりも見下ろす写真の方が、坂の雰囲気を表せることがわかりました。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:100mm相当 1/250sec F9.0 ±0.0EV ISO200
約10,000歩程度の行程でしたが、坂道のアップダウンが良い刺激になりました。
坂道写真の撮影も目的としていましたが、これがとにかく難しい。
気に入ったアングルの坂道を見つけることがまず難しく、さらに坂道として表現するための工夫もしなくてはいけません。
学生の頃、カメラ好きの友人が「スキーのゲレンデの傾斜を撮るのが難しくてねぇ」なんて言っていたのを「写ルンです」程度しか使ってなかった私は「へぇー」と聞き流していましたが、今更ながら、なるほどと思いました。