カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

立会川には東海七福神巡りの一つがあることを見つけた

2025年02月22日 08時30分00秒 | 東京

川崎駅から都心に向けて走る京急線沿線に立会川駅という駅がありますが、ここを中心に散歩をしたところ、昭和7年に制定された「東海七福神」の一つである天祖・諏訪神社を見つけました。

ちなみに天祖神社と諏訪神社が合併してて天祖・諏訪神社になったそうです。銀行合併みたいなネーミングです。


タイトル写真はその「天祖・諏訪神社」の本殿です。

最近は神社の本殿の屋根の形を確認することがクセになっているのですが、ここの本殿の屋根は一般住宅でも見かけそうなシンプルな構造でした。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/320sec F7.1 ±0.0EV ISO200



鳥居から境内を撮影しました。

鳥居の奥にも住宅が建てられているあたり、都市部の神社という感じがします。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1845sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



広島の宮島で有名な「厳島神社」が神社の境内にありました。

天祖・諏訪神社のサイトで確認すると、厳島神社の分霊を祀っているとのことでした。このような境内にある小さい社のことを「摂社」というそうです。

昔からなんで神社in神社があるのかな?と思っていましたが、分霊ということで理解できました。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/400sec F8.0 ±0.0EV ISO200



厳島神社の中は小さな庭園となっており、御神体を護るように小さな堀が形成されていました。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/320sec F7.1 ±0.0EV ISO200



立会川は最終的に勝浦運河に流れ込んでいます。

川幅が狭い立会川に比べ勝浦運河には釣り船が何隻も係留できるほどの大きさです。

土手には自治体や企業のボランティアで構成される花壇があり季節になると花が咲き乱れるようです。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/500sec F9.0 ±0.0EV ISO200



あわてんぼうの菜の花が先行開花していました。時間があればもうちょっと構図を攻めてみたかったです。

E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:80mm相当 1/320sec F10.0 ±0.0EV ISO200



勝浦運河にかかる鮫洲橋です。

子供の頃の運転免許試験場といえば鮫洲のみでしたが、取得したのは当時新たにできた東陽町の江東運転免許試験場だったため、残念ながら鮫洲には行ったことがありません。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:150mm相当 1/320sec F7.1 ±0.0EV ISO200


作例に数点ですが、10年以上前のキットレンズであるM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P1を装着して撮影したものを掲載しました。

ワイドコンバータとはキットレンズでは広角28mm相当のところ、22mm相当で撮影できるようになる代物です。

13mm相当で撮影できるiPhone15があるため、コレクターズアイテムといわれてしまえばそれまでですが、レンズの先に装着するカメラの外観や持ち運んで撮影する自己満足な充実感はなかなかのものでした。



コメント (9)
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立会川を見に行ったら坂本龍馬ゆかりの地であることを知りました

2025年02月15日 08時30分00秒 | 東京

川崎駅から都心に向けて走る京急線沿線の立会川駅を中心に散歩をしてみました。立会川駅は品川区に位置しますが、京急線各駅停車の駅となります。


タイトル写真は商店街の一角に鎮座する坂本龍馬のブロンズ像です。

歴史的な話をすると江戸時代末期、立会川周辺は土佐藩の下屋敷(上屋敷は藩主が江戸で住む邸)であり、若き土佐藩士だった坂本龍馬も住んでいたようです。

その頃の坂本龍馬は尊皇攘夷派だったので、このブロンズ像もトレードマークのブーツではなく、草鞋を履いています。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1590sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



立会川駅は明治からの歴史ある駅ではありますが、平成の世に高架橋の途中にホーム設置をする立体化工事を行なったため、入口は階段だけとなっておりちょっと寂しい感じがしました。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/693sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



立会川駅の近くには名前の通り「立会川」が流れます。

暗渠(あんきょ)といわれる地下の管路も含めて構成されていますが、全長7.4kmの長さになる二級河川です。

駅前の「浜川橋」から撮影しましたが、近くには鈴ヶ森刑場跡があり、身内が罪人との別れを惜しむ橋とのことで「泪(涙)橋」とも呼ばれているそうです。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1590sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50


他にも北の泪橋として小塚原刑場跡、南千住駅近くにも泪橋があります。残念ながら泪橋が架かっていた思川は隅田川に注いでいたらしいですが、既に暗渠されて下水道になっているようです。



駅を出ると目の前には懐かしさを感じさせる商店街が展開されています。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/747sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



立会川に架かる弁天橋から撮影した「ボラちゃん橋」(青い架橋)を撮影しました。

2003年に大発生したボラにちなんでつけられた人道橋です。

1996年には東京一汚い川だったとのことですが、関係者の皆さんの努力でボラが大発生するほど水質が良くなったのだと思います。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2451sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50


駅自体の規模は大きいとは言い難いですが、歴史的にもかなり奥が深い町だったことにかなり驚きました。京急線各駅止まり沿線はまだまだ面白い町を見つけられそうです。




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坂道ウォークしたらやっぱり疲れた

2025年02月09日 08時30分00秒 | 川崎

2015年に川崎市宮前区で発行された「みやまえ坂道ウォーク」冊子を参考に宮前区の坂道めぐりをしてみました。用意されていた6つコースの中で選んだものは、東急宮崎台駅前からスタートできる「街路樹と古い街道探訪コース」です。


川崎市宮前区に坂が多いのは、多摩丘陵の一部ということでしたが、タイトル写真の「長坂」と呼ばれる坂はその名の通り、緩い坂ではありますが長々と続く坂です。

序盤だったため、この時は意気揚々と上ることができました。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/3788sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



宮崎台駅前の「さくら坂」に立派な桜の木を見つけました。

駅前は桜並木になっているため、花見の時期に訪ればさぞ立派な桜がみられると思います。

※ Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/440sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25



スタート地点としたの東急田園都市線の「宮崎台駅」です。

春には先の立派な桜を見に行きたいですが、川崎駅からだと南武線の武蔵溝ノ口駅で乗り換える手間があるため、ちょっと足は遠のいてしまうかも。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/3534sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32



名もなき上り坂を撮影してみましたが、ややもするとただの放射線構図な普通の街の道路にしか見えません。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2105sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



こちらはかなり坂の特徴を出せたと思います。

今回はiPhone15で撮影したものが多かったですが、この写真は望遠レンズを使って撮影しています。

見事な圧縮効果を出している電柱に目を奪われてしまいました。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:160mm相当 1/400sec F8.0 ±0.0EV ISO200



ゴールの東急田園都市線「宮前平駅」前のS字坂道を撮影しました。

見上げる写真よりも見下ろす写真の方が、坂の雰囲気を表せることがわかりました。

※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:100mm相当 1/250sec F9.0 ±0.0EV ISO200


約10,000歩程度の行程でしたが、坂道のアップダウンが良い刺激になりました。

坂道写真の撮影も目的としていましたが、これがとにかく難しい。

気に入ったアングルの坂道を見つけることがまず難しく、さらに坂道として表現するための工夫もしなくてはいけません。

学生の頃、カメラ好きの友人が「スキーのゲレンデの傾斜を撮るのが難しくてねぇ」なんて言っていたのを「写ルンです」程度しか使ってなかった私は「へぇー」と聞き流していましたが、今更ながら、なるほどと思いました。



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電車とバスの博物館の迫力に圧倒されました

2025年02月01日 08時30分00秒 | 散歩

川崎市宮前区の東急玉川線宮崎台駅前にある「電車とバスの博物館」に入ってみました。

小学生男子を対象とした子供向けと博物館と舐めてかかっていましたが、展示されている実機の迫力に圧倒されずにはいられませんでした。


博物館は、ほぼ駅と直結しており、タイトル写真は駅構内にある看板となります。A棟・B棟構成になっておりますが、現在はA棟のみ解放されているようです。

展示内容はバスや東急電鉄の車両の実機展示、Nゲージ等ジオラマを含めたミニチュア展示、実機やNゲージを利用したシュミレータと多彩です。



東急デハ200形電車です。実機がそのまま展示されていました。

1955年に製造されたとあります。

航空機を参考にしたためか、独特なデザインに目を惹きます。これが路面電車で走っていた当時はまさに未来的だったと思います。

※ Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/100sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO50



休憩所のベンチにボックス席のシートを使用していましたが、思わず特急電車の座席の展示と勘違いしてしまいました。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO125



デハ3450形の車内になります。

戦前(1931年〜1936年)に製造され、1989年までの約60年間も活躍していたと記載されていました。

天井に設置してある扇風機が懐かしい。

※ Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/50sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO250



Nゲージを使用した大規模なミニチュアが展示されていました。

私が少年期の頃から金額や設置面積の問題で周りの友人にも所有している子はいなかったせいか、思わず目を奪われてしまいます。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/100sec F1.6 ±0.0EV 78mm相当 ISO80



別設置されている同様のミニチュアですが、車両に小型カメラを搭載し、奥に見える操作コンソールを使ってシュミレーターの様に操作できるようにしたものです。

実際コンソールには非常に臨場感のある画像が映し出されていました。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO64


博物館は1階と2階のみで構成されており、館内は車両の実機やカットモデル、Nゲージなどのミニチュアやシュミレーターなど所狭しと展示されているせいか、ギュウギュウ感は拭えませんが、電車やバスが大好きな少年たちには非常に受けが良いようで、来館者のほとんどはファミリー層でした。

そんな中での1人オジサンの見学者はちょっと気恥ずかしかったせいもあり30分ほどで出てきてしまいましたが、それでも博物館の迫力と良さは伝わってきました。

入場料金も大人200円ということで気軽に行くことができました。



コメント (1)
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