行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝禅話集(115)

2019年10月11日 | 仏の心
○「ナチスの手口」とは今の日本の場合過剰な「公務員たたき」じゃろう。公務員をユダヤ人に置き換えてみればわかりやすかろう。

○「民間」と「公務員」、「左」と「右」、「護憲派」と「改憲派」、「若者」と「年寄り」と対立させて考えるなあいうのんが、般若心経でいう「空」なんじゃよ。

○修行を一生懸命やってきた坊さんにも人間的に問題のある人はいる。修行をしたからといって人間的に立派になるとは限らない。

○行儀のいい人は誰でも相手ができる。荒くれ者をきちんと救うことができて本物の宗教者なんじゃよ。

○ワシの見とる範囲での話じゃが、寺だけを生活の糧にしとる坊さんは、政治家の援助を受けんならんようになったり檀家や門徒衆の目を気にせんならんようになって言いたいことも言えん。お寺以外に職業を持っとる人は、政治家の影響がなかろうが、門徒衆や檀家に逃げられようが気にせず、本当のことが言えるんじゃよ。

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