原始仏典より

「比丘たちよ。わたしはこのように豊かで、このように究極的に優雅であったが、考えた。教えを聞いていない凡夫は自ら老いるものであり、老いを超越していないにもかかわらず、老いた他人を見て、自らを差し置いて、困惑し、恥ずべきことだと思い、嫌う。わたしもまた老いるものであり、老いを超越していない。しかしわたしは老いるものであり、老いを超越していないにもかかわらず、老いた他人を見て、困惑し、恥ずべきことだと思い、嫌ってよいのか。」（『原始仏典』より）
老人に会えば、それは将来の自分の姿なのだ。