行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

自分自身の戒めとして

2021年01月29日 | 法句経
「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した」という思いをいだく人には、怨みはついに息(や)むことがない。

「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した」という思いをいだかない人には、ついに怨みが息(や)む。


(中村元訳 法句経)

これで誤解されては困るのですが、他人に「恨みをもつな」というのは酷な話です。あくまでも自分自身に対する戒めなのです。

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