
「諸悪莫作、衆善奉行」「悪いことはするな、良い行いをしなさい」これは、釈尊と、釈尊以前の六人の仏に共通する教えです。これは命令形のようで、命令形ではありません。仏の心に目覚めれば、悪いことをすることができないし、良い行いをせずにいられないということなのです。
親鸞上人や法然上人の『悪人正機』は、悪いことをすることを勧めているのではなく、悪いことを反省することの勧めなのです。悪いことをするなということは、仏の久遠の教えなのです。
親鸞上人や法然上人の『悪人正機』は、悪いことをすることを勧めているのではなく、悪いことを反省することの勧めなのです。悪いことをするなということは、仏の久遠の教えなのです。