行雲流水

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大西良慶師が平和を語る

2014年01月21日 | 禅の心
わしらの半生は戦争や。いくさ好きじゃね。わしも203高地の戦場に従軍僧として参加した。そりゃ、悲惨なものだったの、わずか六日間で死傷者一万六千人にのぼっての。わしは乃木将軍を憎んだ。悪意を持って帰っての、日本中、将軍の悪口いうて歩いた。殺し方がひどい。歩くところみな死骸やった。機関銃で撃ちまくる中を走らせ殺したとな。
わしは早くから原水爆禁止、軍備廃絶、非核武装の平和運動やってきたの。百歳の坊主がな。不殺生と慈悲、仏教は平和主義や。
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