愚かな 者はおもいが生じても、ついにかれに不利なことになってしまう。そのおもいはかれのしあわせを滅ぼし、かれの頭を打ち砕く(中村元訳『法句経72』)事実に基づかない独善的で自分勝手な思い込みは自分自身を苦境に追いやっていく。
愚かな者は実にそぐわぬ虚しい尊敬を得ようと願うであろう。修行僧のあいだでは上位を得ようとし、僧坊にあっては権勢を得ようとし、他人の家に行っては供養を得ようと願うであろう。(中村元訳『法句経73』)尊敬されたい、自分はスゴイと思われたいと思うのは人間の欲求だが、そう思わないのが本当に尊敬される人だ。
「これは、わたしのしたことである。在家の人々も出家した修行者たちも、ともにこのことを知れよ。およそなすべきこととなすべからずこととについては、わたしの意に従え」愚かな者はこのように思う。こうして欲求と高慢とがたかまる。(中村元訳『法句経74』)かくしてカルトの教祖誕生す。これはつまらない政治家や経営者にも言えること。
一つの利得に達する道であり、他の一つは安らぎにいたる道である。ブッダの弟子である修行僧はこのことわりを知って、栄誉を喜ぶな。孤独な境地にはげめ。(中村元訳『法句経75』)犀の角のようにただ独り歩め!
愚かな者は実にそぐわぬ虚しい尊敬を得ようと願うであろう。修行僧のあいだでは上位を得ようとし、僧坊にあっては権勢を得ようとし、他人の家に行っては供養を得ようと願うであろう。(中村元訳『法句経73』)尊敬されたい、自分はスゴイと思われたいと思うのは人間の欲求だが、そう思わないのが本当に尊敬される人だ。
「これは、わたしのしたことである。在家の人々も出家した修行者たちも、ともにこのことを知れよ。およそなすべきこととなすべからずこととについては、わたしの意に従え」愚かな者はこのように思う。こうして欲求と高慢とがたかまる。(中村元訳『法句経74』)かくしてカルトの教祖誕生す。これはつまらない政治家や経営者にも言えること。
一つの利得に達する道であり、他の一つは安らぎにいたる道である。ブッダの弟子である修行僧はこのことわりを知って、栄誉を喜ぶな。孤独な境地にはげめ。(中村元訳『法句経75』)犀の角のようにただ独り歩め!