行雲流水

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雨に負けてもいい 風に負けてもいい

2013年05月10日 | 禅の心
○わしは、宮沢賢治は好きじゃが、「雨ニモマケズ」は、糞くらえと思うておる。
○「負けない」ということを有り難がっている人も多いが、それはそれでええと思う。
○宮沢賢治は、熱心な法華経信者なんじゃが、今ひとつ仏教ちゅうもんがわかっとらんようじゃのう。
○雨にも負けずではのうて、雨の日には雨の日の生き方をしようというのが、仏教者の生き方なんじゃ。
○風の日には風の日の生き方がある。ありのままを受け止めるのが仏教者の態度なんじゃ。○ありのままで生きようというのが釈尊の立場なんじゃ。
○負けないことが良いことではない。自分の弱さをしっかり認めて生きていくことも大事なんじゃ。
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