おいちゃんアンサー 「土地の質問」
Q: 娘に将来 税金で苦労かけたくないので、今甥に、貸している土地を売りたいが どうすれば良いのか?
A: ハイ、49坪ですね、まず5年以上使用していた土地を売買して得た利益は長期譲渡所得として20%の税金がかかります。
所得税→ 15%
住民税→ 5% (ちなみに短期譲渡所得は39%です。)
売手と、買手が普通は協力しながら同時進行するものですが、持主がご老体で、無関係な娘に、あまり
面倒をかけたくないとの事ですので、仲介業者を頼むのが良いでしょう。
普通は宅建士を持つ士業の方に依頼となりますが、ご自分で法務局からガミガミ言われながら
挑戦する人もおります。
ただ、確認書類は必要で、権利証、固定資産税納税通知書などを、まず売手が用意します。
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買手は法人、個人何方ですか → 法人です。
そうしますと、法人番号、運転免許証、名刺か社名入り協会健康保険証、実印などが買手側に必要です。
費用は通常は土地物件の評価額の5%と1.5%の印紙税代金を含み仲介業者へ渡す。
消費税は原則、かかりません。
仲介業者への報酬には上限が定められています。
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この話を売手と買手が、両方動かない状態で、進めるには各委任状が必要で費用も2口それだけ多めにかかります。
売手が売り切る迄にかかった費用は取得費と譲渡費用に分けられて経費として譲渡所得から差し引くことが出来ます。
・抵当権が設定されていても売却自体は可能です。
・買った人は住所が異なる場合は「表示に関する登記」を
家をそこに建てるのでしたら所有権保存登記か所有権移転登記が任意で必要となります。
・税金は更地にしておくか、有効活用し賃貸を建てるか持家を建てるかで全然違ってきます。
その件で不動産コンサルタント等に聞いたりもします。
高いかもしれません・・・。