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moon

通勤読書 13

               「人間失格」太宰治


十代で読んだ時に、オモシロいと思った私。
あれから20年と少し。
今回はどうだろうか。

面白かった。

人って多少なりともこういうとこあるんじゃないんだろうか。
だから所謂「自分探し」をするんじゃなかろうか。と感じた。

ちょうど読んでる時に
ラジオでミュージシャンが二人でこの「人間失格」の話をしていた。
年齢は私とは1歳しか変わらない。

一人は斎藤和義 、一人はイエモンの誰か(多分)。
斎藤和義は二十代で読んだことある言っていた。
も一人は読んでないから読もうかなと言っていた。

「どう?」と誰か。
「ん~、そうだねー。暗いよね。
 今ならどう思うかわかんないけど」と斎藤和義
「あ~やっぱり、下がるって聞くからなぁ」と誰か。

という会話をしていた。
特に深い感想を述べることなくこの会話は終了。

確かに明るかないやね。
でも 下がるって感じじゃあなかったなぁ。
今も、前も。

それは私が女だからか…違うか。

どのみち、みんな人間なんて似たもの同士なんだ。
いろんな気持ちを、ピッタリこない気持ちを
それなりのところで折り合いをつけながら生きてるんだ。

それが楽な方向に向かってる人もいれば
そうでもない人もいる

多分この気持ちの運びようが、自分とちょっと似てたり、
ちょっと共感したりするから
私はオモシロいと思い、面白かったと感じだのかもしれない。

うーん、難しい。

でも、多分、映像では観ないな。
言葉で想像してる分にはいいけど、
見せられちゃうと下がりそう…な気がする。

そう、たとえそれが生田斗真でも。



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