球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

俺の愛する大地

2009-08-09 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
今日はまっすぐ東京に帰るだけのちょっと寂しい日だったのだけど、
こみ上げる懐かしさに負け、僕の育った地である蓬莱町を訪れた。

群馬生まれ福島育ち、18歳以降は一人暮らしということで、
幼稚園~中学校まで住んだ蓬莱町が一応は僕の礎となる地であると思っている。
今は、老年人口が高くなっており、かつての(核家族用?)県営住宅が
バリアフリー機能を新たに老人でも住める環境を整えつつあるのが見えた。

大筋の地形が変わっていないながら南方向には若干の発展を遂げており、
やがては西道路と繋がるとか繋がらないとか
(郊外の旧ニュータウンが新興地と道路一本で繋がるという意味)。
日曜の昼だというのに人通りは殆んどなく、中学校や昔の自分の家や
友人の家などを見ながら懐かしい気持ちに静かに応えてもらった。
一体どれくらいの人が未だここにて生活を続けているのだろうか、
ずっと住んでいるとその変化をどう感じるものか…
身勝手ながらそういうことを周囲に聞いて回りたくなるものだ。

僕は福島で一生を過ごすことが(すぐに周囲を頼りがちなため)
自分のためにならないと判断して
東京へ憧れ東京に居を構えてはいるわけだけど、
もう自分が戻らない(であろう)地を巡礼しては力をもらったような気になる
しょうもない大人だ。結局何かに頼っているのだなぁとは思うけど、
自分のルーツたる土地を訪れることは許して欲しいと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする