頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

あれ、お顔の形が…

2013-12-15 17:30:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
冗談抜きで、最近寒すぎじゃないですか?
今日の朝方、なんだか寒くて目を覚ましたら、水槽内の温度が15度程になっていたので慌ててエアコンをつけました。「暖突」と「ピタリ適温」という二つのペットヒーターを同時にかけても対処しきれませんでした。私が目を覚まさなければときんは擬似冬眠していたかもしれません。
10度を切ると擬似冬眠の可能性が格段に高くなるといいます。



巣箱から出て「伸び」をするときんさん。寝起きにストレッチをしたくなるのは人間もハムスターも同じなようです。

まずはお水を交換しました。そしてトイレ砂は一度残りを全部捨てて、トイレを「うさピカティッシュ」で拭き、新しい砂を入れました。
日にち的にはそろそろ床材交換の時期なのですが、まださほど汚れが目立たないので様子を見ています。冬場はひと月ほど床材を替えずにおく人もいるそうです。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
計13g

巣箱の中に丸くなったCR-LPFがごろごろしていました。持ち帰っては少しずつ食べているようです。一方、ヘルシーハンドフルは食いつきはいいものの、砕けて落ちた欠片がそのままになっていることが多々あり、果たしてどれほど食べているのか微妙です。

副食
・ブロッコリー
・鳩の餌(手渡し)

ちょっとブロッコリーを大きく切りすぎてしまいました。昨日は野草もあげてみたけど…あんまり食べませんねー。乾燥したものより生の野菜のほうが好きなようですね。



手渡しで鳩の餌を与えます。指と指の間に挟まった穀類まで鼻を突っ込むようにして食べるので、手に柔らかい毛の感触が伝わります。でも指は噛まないところがえらい。
もうほとんど手乗り状態なんですが、餌で釣らないとまだ手に近づいてくれないので、私も警戒心をといてもらえるよう努力しないと。





頬袋に好物をいっぱい詰め込んだので、お顔の形が変わってしまいました。

冬といえば…

2013-12-14 17:55:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
擬似冬眠の季節ですね。

…いえ、冗談ではなく大真面目に言っています。すでに10月後半辺りから、擬似冬眠でハムスターを亡くしたという声が聞かれます。
意外と室温のことって気づきにくいものです。人間はなんとなく我慢できてしまいますから。なので「自分としてはそこまで寒くないから大丈夫」という体感をあてにせずに、ケージ内に温度湿度計を設置して温度管理をするべきだなと思います。私が使っているのはペット用でなく恥ずかしながら一般用の温度湿度計ですが…因みに強引に水槽の壁面に両面テープで無理やり留めています。
あと、水槽は熱がこもりやすいので冬向けという情報はガセなんじゃないかと思い始めました。普通に温度下がります。

それでは今日のお世話。



ごはんの準備をしようとしたところ、ときんさんが出てきてニンジンの残りをかじっていました。お皿の上にちんまりと乗っかっているので、その間にトイレのお掃除をすることに。

…しかしながらなかなかどいてくれないので先に主食だけ用意します。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
計13g

オリエンタル酵母のペレットは形に多少ばらつきがあるのでなかなか一定の量を計量することができません。そこまで神経質にならなくてもいいのだろうけど、なんとなくヘルシーハンドフルで調整してしまいます。



副食
・ブロッコリー
・乾燥タンポポ
・乾燥オオバコ

ニンジンに飽きてきたのか、そこまで食いつきが良いわけでもなかったブロッコリーにかなり食いついていました。ブロッコリーは人間が普段食する芽?の部分だけでなく、葉や茎、芯の部分もよく食べます。かじり木の様にブロッコリーの茎をかじっていました。



今度はトイレが綺麗になったのに気づいたのか、トイレへ向かうときんさん。トイレで遊んでいる時に飛んだ砂がかなり遠くまで散らかっています。トイレ以外は綺麗にしてくれる子なんだけどね。



巣箱に戻ります。
今日は出掛けにお世話をしたので手乗りトレーニングはなし。最初のように手が近くに来ただけでビクつくようなことも無くなってきました。初日はいろいろとパニック状態だったのか、お世話をする手に驚いて跳ねて逃げたこともありました。
また、ときんさんは移動の時、たいてい壁際に沿って歩きます。いくら近くても対角線を歩くようなことはあまりないです。これが自然の防衛本能というものなのかな。

野菜を食べさせるということ

2013-12-14 10:15:00 | 食事のこと
うっかり勘違いしそうになりますが野菜というのは自然界に存在するものではなくて、自然界に存在していた植物を人間の味覚や栄養に合わせて品種改良を繰り返した結果、生まれたものです。よってその栄養組成はあくまでも人間向きであり、ハムスター向けではありません。人間が食べてもほとんど害は無いけどハムスターには毒、というネギやニラのようなのもあれば、人間にとっては栄養豊富だしハムスターも食べられるが、栄養過多のため結局害になる可能性があるという小松菜や青梗菜のような野菜もあります。

そう考えるとハムスターに野菜を食べさせるというのは案外リスキーで、ドッグフードやキャットフードをハムスターに食べさせるようなもの…いや、人間用のサプリメントをハムスターに与えるようなものかもしれません。

とはいえハムスターが野生下で食していた植物を入手するのは実質不可能です。それをいったらペレットだって自然界に存在していないし、ペレットの栄養組成じたいハムスターではなくラットやマウス向けに作られたものを多少変えただけと言えなくもないです。
詰まるところは、ハムスターに何を食べさせたらいいのか、わかっているようで全くわからないのです。

栄養過多によるリスクを考えると、飼育書などで推奨されている緑黄色野菜を豊富に与えるよりも、逆にキャベツや白菜などのような、栄養的には乏しいと言われる野菜の方が害がないのかもしれません。栄養の面ではペレットだけ与えていたら十分なわけですし、敢えて野菜を与える必要はないのかもしれません。
ただ、水分補給や「食べる楽しみ」と言った面で、野菜を始め副食の存在は欠かせないと思っています。


とうとう初手乗り!!

2013-12-13 20:07:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)


ときんさん、だんだんモップみたいになってきました。
ときんさんはトイレが大好きみたいです。紙の砂を掘ったり、ちらりと見た感じでは背中をこすりつけるように「砂浴び」していました。ジャンガリアンハムスターならまだしも、ゴールデンハムスターで背中まで砂浴びって珍しいなあ…そんなわけで、床材はおろか紙の砂までくっつけて歩き回っているのです。

それでは今日のお世話。
お水を替えて、トイレ砂の汚れたところを交換します。床材はほとんど汚れていませんが、砂があちこちに散らばっています。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル

副食
・ニンジン

これに加えて鳩の餌と「フルーツマカロン」というハムスター用のおやつを手渡ししました。
まずはフルーツマカロンから。



こちらに寄って来てくれたものの、そのままフルーツマカロンをくわえて持ち帰ってしまいました。



再び登場ときんさん。
鳩の餌を手渡しします。ちょっとだけ指を噛みそうな仕草を見せますが、実際に力を入れて噛もうとはしません。そして鳩の餌を口にし始め、だんだん身を乗り出し…



乗った!!
手を床から浮かせても、黙々と餌を食べ続けています。



じゃあそろそろ降りようね。



帰り際にハムケツ。

回し車名人。

2013-12-12 18:46:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
ときんさんのお世話をしていたらタイミングよく帰るコールが入ったので、とりあえずごはんだけ置いて家を出ます。

主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
計11g

昨日与えたぶんは綺麗に無くなっていました。時折巣箱の中からペレットがごろごろと転がる音や、かりかりとかじる音が聞こえてきます。どうやらだいぶ溜め込んだみたい。

副食
・ブロッコリー
・乾燥タンポポ
・乾燥オオバコ

我が家に来た当初はよく食べていた乾燥オオバコですが、最近あまり見向きもしなくなりました。やっぱり、子供から大人になるに連れて味覚というのは変化するのだろうか?毎日与える必要もないのかな。忘れた頃にあげて食べてもらえれば。

では。一旦失礼します。



ただいま帰りました。
ときんさん、ごはんを食べてくれたみたいですね。でもちゃんと食べたというより、引っ掻き回しただけ、という感じがしなくもない…。
ニンジンに比べて若干ブロッコリーは食いつきが良くないみたいです。



声をかけつつ中を覗くと、毛玉がくるくると動いていました。手のひらに鳩の餌を乗せてスタンバイ。



ときんさんが出てきました。ちょっと眠そう?



少しあちこちを散歩した後、再び私の手の近くにやってきたときんさんです。一度だけ指を噛もうとしました。何故か中指がいつも狙われます。ご機嫌斜めなのか、タンパク質が足りてないのか…。
その後はいつもどおり、手の上の鳩の餌を食べてくれました。一瞬だけ「手乗り」状態になったのですが、指先に後ろ脚をちょっと乗せているだけなので、手乗りというより無意識に足が進んだだけかも。



落ちた餌を拾っては頬袋に入れています。



上から見ると、うーん、まんまる。



頬袋を使っているからなのか、それとも成長したからなのか、だいぶ顔の形が変わりました。前はもっと目と鼻の距離が近く小顔といった感じで、口も小さいので果たして頬袋が使えるのだろうかというふうだったのが、最近は頭が大きくなり頬袋にいろんな餌を詰め込んでいる姿を見るようになりました。

ときんさんは回し車を回すのが上手になってきました。
初めのうちは勢い良く回しすぎて、回し車の回転に足がついていかずに転ぶことがよくありました。しかしこのごろでは一定のペースを保って走り続けています。ペットショップで飼われていた頃は回し車というものがなかっただろうに、半ば本能的にひょいと回し車に乗り、勢い良く回すときんさんの姿がなんだか不思議に思えました。

本当は回し車を一生懸命回している姿を撮影してみたいのですが、明るいうちは絶対に回さないし、元気に回し出す頃には私が睡魔に負けてしまうのでどうにも撮影できません。ゴロゴロゴロゴロ…とサイレントホイールが奏でる音が私の子守唄です。