前回の続きで、3日ほど後のオナガバチのことです。
先日の伐採木を見ると、何やらメスが産卵しているように見えた。
何しろ薄暗いのと眼が良くないのでわかりにくい。
フラッシュで撮影してみた。
カミキリが羽脱した穴に産卵管を差しているようだが、どうも形がよくわからない。
最初は、尻をぐるりと回しているのかと思ったが、胴の付け根の細い部分を直角に上に曲げているようだ。
穴の中の何に産卵しているのだろう。
何に寄生するのだろう。
しばらくすると、オスが2匹飛んできて、だんだん近寄ってきた。
ということは、オスとメスで模様は違うが同一種のようだ。
産卵しているところへ近寄ってきて何をしようとするのだろう。
そして2分くらい経過したのち、メスが動き出して産卵管を穴から出した。
メスのこの形も良くわからなかったが、写真を見ると尻を頭の上の方へ上げて産卵管を穴から出しているようだ。
産卵管は2つに割れる鞘に挟まれているのだが、この時は鞘が割れて産卵管も出て3本に分かれていた。
しかし、2匹のオスは穴をのぞいて何をしているのだろう?
そして右のオスは胴体が見えないのだが、これも何をしているのだろう?
胴体を上げているのか、胸の下の方に入れているのか?
何だかよくわからないことだらけだ。
いったんここを離れ別の場所へ撮影に行って、1時間半ほどして帰りに立ち寄ると、メスが1匹いた。
何をしているのかと思ったら、後肢2本で産卵管の手入れをしているようだ。
産卵を終えて産卵管を鞘に入れているのかな?
拡大してみると鞘はギザギザしている。
これで外れないようになっているのか?
この写真を見ると産卵管と鞘は別の場所から出ているようだ?
しかし産卵に関しては、わからないことだらけだ。
オスもメスも、すすうーと目立たないように飛んでくる。
飛翔がなかなか撮れなかったが、何とか写っていたのがこれ。
肢を下げて、ハチらしい飛び方だ。
更に次回に続きます。
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