11/30(土)12/1(日)はサンデー最終戦でした。
金曜日の昼前、鈴鹿に練習に行っている暴れん坊から電話が。
車両通行証をもらうために鈴鹿から帰る時に待ち合わせをする予定はありましたが、その連絡にしてはかかってくる時間が早すぎる。
不安を感じながらも電話に出ると「転けた」
マシンの損傷状況から転けた1号機の足回りを2号機に移植して出場ということになり、車両通行証をもらうだけのはずが、ガレージに2台のCBRが鎮座まします事に。
そして暴れん坊は仕事に(T-T)
一人残された仙人は黙々と作業を行いました。
1号機から足回りを外し2号機に、1号機も仮にでも動かせる状態にしておかないと具合悪いので、2号機から外した足回りを再び1号機にと、実質2台分の整備時間がかかります。
その他諸々の細かいパーツの付け替えもあり、2時半くらいから開始、後半暴れん坊も戻ってきて二人で作業、9時過ぎ終了~(-_-)
車検と予選の土曜日は、暴れん坊は特に何事もなくいけましたが、17号R6のフロントタイヤがこれから車検て時に空気抜けてるのが発覚、とりあえず空気入れて車検行って、戻ってきてから確認すると、リムのところからのエア漏れでした。
タイヤのビードにもリムにも漏れる原因となる様な傷は無いにも係わらず何度かはめ直して様子を見ても治らず、ブリーフィングの時間になり、17号君が「ブリーフィング戻ってきてから考えます」てことで、半時間ほど放置しておいたらなぜかエア漏れが治っていました(?_?)
そして決勝の日曜日、タイムスケジュール的にも余裕が有り、今日はバタバタせえへんなぁ(^^)と思っていたのに……
「スタート前チェック行ってくるわ」とピット裏に出て、マシンの向きを変えようとハンドルを切った時に「パキッ!」と音がしてステアリングダンパー最強でハンドル激重の暴れん坊号のハンドルが急に軽くなって「?なんでだろ~?なんでだろ~?なんでだなんでだろ~?」とか歌ってる間は無く(笑)フロント周りをチェックすると……すぐに原因判明しました。
ステアリングダンパーが抜けてました(゜Д゜)
ステダン最強セットの暴れん坊号、今までもそれが原因で転倒や激しく降られる度に折れたり抜けたりしてて、今回使用のステダンも何度も修理して使っていたもののネジ山がへたってきていて、しかも最強セットの減衰に耐えられなくなっていたのでした。
スタート前チェックのタイムリミットが迫る中、ピットクルー総掛かりでステアリングダンパー交換、吹き出したオイルの清掃、何とか間に合いいざスターティンググリッドへ。
17号出動!
暴れん坊出動!
こっち向いて「ペダル合うてへん!」と叫んでます(゜o゜;;
予選終了後、なんか足下がしっくりせえへんてことでステップ周り一式交換したのですが、いざ走るとなると、どうも位置がおかしいと(結果的には新しいステップのブーツへの引っかかり具合が一番の原因やったみたいです)
急いで工具を用意してグリッドへ。
整列して選手紹介してる時にペダルの位置調整をしてると、オフィシャルのホイッスルと「スタート3分前です!ピットに戻って下さい!」の声がして「早すぎるやろ?!」と思いつつ慌てて作業済ませて戻りました。
どうやら気温の低さへの対応で、ウォームアップラップが2周になった分グリッドでの待機時間が短くなってしまったようでした。
レース後オフィシャルよりお叱りがありました(^_^;(スタート3分前以降は一切の作業禁止)
幸い、順位がポイント争いに影響しない下の方だったことも有り(多分普段のスタート進行と違ったことで大目に見てくれたのもあるかも)ペナルティは無く注意だけで済みました。
ホンマバタバタやったこの1年を締めくくるにふさわしい最終戦でした(笑)