ハゲ仙人うだうだ

奈良の端っこ、宇陀の榛原でのんびりバイク修理ガレージをやってるおっさんがうだうだ言うてます

何故仙人はクシタニユーザーか?(後半)

2019-03-04 19:57:00 | アイテム
その後サーキットライセンスを取ってレースに参加しようとなった時、クシタニの革ツナギを選ぶというのは自然の流れでした。
1着目は当時ヨシムラのライダーが着ていた黒/赤のKラインと同デザインのツナギ(もちろん吊るしやけど(^_^;))、2着目は赤/黒/白、3着目と4着目は黒/赤/銀と4着も作りましたが、2着目はマシンを新車で買って(88RS125)ツナギもサラにして気合いいれていこ!と買った物、3着目と4着目は体型が変わってしまったため(;´д`)仕方なく新調したもので、破損等で着れなくなったためではありません。
特に1着目と2着目の時は、1コーナーでマサ斎藤の捻りを加えたバックドロップ、S字では藤波辰爾のドラゴンスクリュー連発、富士旧コース1コーナー後のシケインで一条直也の二段投げ、その他諸々転けまくってましたが、車検でアウトになるような酷いダメージは一切なく、補修に出すこともありませんでした。

3着目4着目の時はサイズ修正とかちょっとした仕様変更で補修に、特に4着目はまず最初の注文がレースギリギリになってからイージーオーダー注文、その後のネーム追加やコブをキャメルバッグ仕様に変更もギリギリに注文をなんとか間に合わせてもらったり、ツナギ以外でもツーリング用のゴアテックスジャケットの補修は西宮店の小林店長に「こんな感じでオッケーなら本社に送らなくてもできますよ」と待ってる間にちゃちゃっとして頂いたり、またサーキットでの出張サービスでも色々と……と、品質面でもサービス面でも大満足です(^_^)

もちろん他にもいいツナギ屋さんはあります。
今はツナギに関しては他社に委託してるみたいやけどブラックゾーン初期メンバーが着てたバギーの片山レプリカはものすごく良かったし、ジニアスのツナギも。
ジニアスは現在後継者の高橋氏が今も変わらずフルオーダーで高品質なツナギを作られていますが、かつて仙人がRS125でサンデーに参戦していた若かりし頃、影の監督バンが「石切にええツナギやさんあるねん。フルオーダーだけなんやけど、プロテクターとかカーボン使った強いやつで、他社のツナギにでも追加で着けてくれるで」という事で、「物は試し」にお願いしようとバンに連れていってもらったことがあります。
そして着けてもらって即南コースの2コーナーで古賀稔彦の一本背負い食らって効果を確かめたという(;´д`)(笑)
当時はまだ創業者の高田氏がご健在でしたが、どうやらバンは高田氏に気に入られていたようで、作業しながら色々とうんちくを語って頂いており、仙人もおまけでその横に座りおこぼれを頂いておりました(笑)
若干陰りが見え初めていたとはいえ、まだまだブームの最中ツナギメーカーも次から次と乱立し、品質に疑問のあるメーカーも結構ありまたフルオーダーに拘っているプライドもあったかと思いますが高田氏は量産メーカーに否定的で、にもかかわらず仙人のツナギのパッド取り付け作業されながら「クシタニはちゃんと作ってあるなぁ」とおっしゃられたのを聞いて、「やっぱりクシタニはええんや」と、クシタニを着ることになったグローブとの巡り合わせに感謝した記憶があります(^_^)


これは昨年末、スター君の結婚式にツナギ軍団でサプライズ参加した(笑)時の写真ですが、この時暴れん坊家次女ゆっちゃんの着てたツナギ

(右側、左は仙人)が、仙人2着目のツナギです。

背中側はキズだらけ(;´д`)で、もう長い間放置状態ですが、作ってからもう30年以上経つのにまだ着れる状態です。
ちなみに仙人現行ツナギは

(左はニンジャ(元)鎌吉君)
安全運転励行中で無転倒無傷です。

余談に続く

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