こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
今回はBMW Motorrad純正のレザージャケットを紹介します!
~が、折角なのでレザージャケットそのものについて軽い説明をば。
こういう画像が欲しかったんでしょう?
っもう…///
R18やR nineTなどなど、クラシカルなバイクでは欠かせない存在のレザージャケット。
※中村が着用しているジャケットは旧型につき販売終了。
~正直、”バイクの免許を取る前”だとか”取って間もない時”などは、レザーを着てバイクに乗ってる人を見ると「うわっ、怖ぇ…」などと思っていました。
いや、ホントに。
全体的に黒っぽい色が多いのもあると思いますが、レザーってどうしてもイカツい印象を与えがちな材質ですし、イカツさを前(全)面に押し出したデザインのモノも非常に多く出回っていますので、慣れていない人からするとメチャメチャ威圧的で怖いんですよねぇ…。
言ってしまえば、バイクと革ジャンの組み合わせって要はこういう事ですからね。
ところがどっこい、いざ着てみるとこれが面白いもので、今となってはレザージャケットを3着ほど所有するような状態に。
「んじゃぁ何故バイクに乗ってる人は革ジャンを着るのさ」という話ですが、(見た目の好みは置いとくとして)大きな理由は二つ。
その1:防風性がきわめて高い。
フツーのシャツを着てバイクに乗ると、襟や裾などが風でバタバタとなびいて鬱陶しいどころか速度によっては痛いのですが、レザージャケットはビックリするほどバタつきません(無論、ファスナーなどは締(閉)めた状態での話)。
その為余計な疲労を軽減してくれるほか、ライディングにも集中出来ます。
上の画像にあるR nineTのようにネイキッド然とした車両であっても、しっかりしたレザージャケットを着ておけば高速道路で100km/h前後の巡行をしてもさほど苦になりません。
風圧そのものは相当強いですけどねぇッ!
~こう見えて結構大真面目に撮影してるのよ?独りでセルフタイマー使って寝転がったりして…!
その2:”擦るようなダメージ”にすごく強い。
バイクの運転中に事故に遭うとライダーはほぼ確実に吹っ飛ばされる為、その速度のまま路面を滑っていくことが多いのですが、フツーの服に使われるような素材だと摩擦に耐えられず、いとも簡単に破れます。
そうすると重度の擦過傷(痛々しい画像ばかりなのでリンクは貼りませんケド)だとか大けがを負う羽目に遭いますが、本革製品は摩擦に対して耐久性が高く、ちょっとやそっとの事ではそうそう破れないという特徴があります。
勿論”絶対”ではないのに加え、薄く潰した革を使用したモノや、手入れを怠ってバリバリに乾燥しきった革などですと破れるリスクが高まります。
その為、「打撲で済んだ」だとか「ジャケットは傷だらけだけど身体は軽傷」などの症状で済む可能性も向上します。
レースの世界で着用が義務付けられている”革ツナギ”は正にそれらの理由で採用されていて、同じく皮革を使ったジャケットやパンツは安全性が高く、見た目にも機能的にもバイクという乗り物と相性がとても良いですよ!
~というお話でした。
さぁ、散々偉そうに革ジャンを語ったところで、2023年9月現在BMW Motorradで買える革ジャンを2着ばかしご紹介。
DAHLEM(ダーレム)ジャケット
税込み62,700円
シングルタイプの襟でスッキリしたシルエット。
向かって右側の肩部に(真っ黒で)控えめなBMWのロゴが入ります。
尚、ダーレムはベルリン内にある地区の一つで、宮殿みたいな造りをした植物園が有名だとか。
植物といえば、三大珍植物に”キソウテンガイ”という植物がありますけど、もうちょっと名前どうにかならなかったんですかね。
要所要所にパンチングが施されていて、走っているとうっすら風が入りジャケット内の蒸れを低減します!
夏の終わり~秋真っただ中、あるいは春先などでとても重宝しそうですな。
裏地はメッシュで肌触りが良く、加えて皮革でしっかりと造られたポケットも備わります。
スキットルとか忍ばせたくなりますね。
裏地にちゃっかりR18が居たり、裾にBMWのメタルエンブレムを備えたりと遊び心も充実。
ジャケット全体に入る縫い目の模様がユニークですが、色やシルエットそのものはシンプルで着やすい為、ライダースファッションなどのアイテムとして使うのも面白そうですね。
ちなみに肩や肘にパッドが入っていますが柔らかめなので、動きやすさも中々ですよ。
CHARLOTTENBURG(シャルロッテンブルク)ジャケット
税込み89,100円
肩や腰、肘などの関節部分の波打った部分(コルゲート、で合ってます…?)や二の腕の白いストライプが目を惹く、先ほどのダーレムジャケットと比べると”ハードなバイカー”という印象を与えるジャケット。
ちなみにシャルロッテンブルクもベルリン内にある地区の一つで、宮殿みたいに華やかな植物園(=ダーレム地区ね)どころか宮殿そのものがあるらしいですよ。
尚、私ゃ”宮殿”と聞くと真っ先にココが思い浮かびます。
レザージャケットを既にお持ちの方であればお気付きでしょう、前のファスナーが斜めにレイアウトされているという事は…、
~そうです、ダブルタイプなのでマチを折り返して印象をガラッと変えられます。
個人的にダブルはまだ持っていないので、ちょっと欲しい。
「その前にBMW Motorrad買えよ」とか言わないで。
尚、マチを折り返さずに着用した場合は正面から入り込んでくる風が大幅にカットされる為、中に着るモノを上手く選べば冬場でも大活躍してくれそう。
※実はファスナーって全く風を防げないので、このジャケットのように”デカいマチ”が備わっていると、ファスナーから入り込んでくる風をある程度防げるんです。
デザインのアクセントになるだけでなく、動きやすさやクッション性なども追求した部分。
んん~、これ着てR90SとかR nineT Pureとか乗り回したらサマになりそう…!
そして裏地にはサラサラした肌触りの生地を使用。
ジャケットを脱いだ時などにチラッと見えるその色(ブロンズ?)も、中々オトナなカラーリングで洒落が効いてます。
そしてここにもR18とは、推しますねぇ。
今回は代表的にそれぞれ夏・冬に活躍してくれそうな2種類を紹介しましたが、BMW Motorradでは他にも様々なレザージャケットを発売していますので、ウェブカタログなどで気になるレザージャケットを見つけましたら是非お問い合わせ下さい!
モトラッド京葉:047-396-8412
以上、中村でした!